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養分

少し前の読売新聞に、直木賞を受賞した道尾秀介氏の話が載っていました。
作家にとって、何が大切なのかと書かれているのですが、以下要約したものを記してみます。

「では小説家にとって、練習とはなんだろう。
 他人の本を読むことだろうか。
 パソコンや原稿用紙に向かってたくさんの小説をかくことだろうか。
 一日かけて十枚の原稿を書き、翌日になって五枚まで削りーそのときに削られた五枚こそが練習だったのだろうか。
 いずれも正解に違いない。 
 しかし、もっと必要なものがあると僕は思っている。

 自分以外の誰かとふれあい、たくさんの養分をもらって大きくなり、それまで見えなかった知らない景色を見せてもらうという生き方が、性にあっているのだ」(読売新聞より)

 自分にとって養分とはなんだろうと考えることがあります。
 食べ物であればタンパク質、ビタミン、などなど人間にとって必要不可欠な栄養素ということになるのだろうか。

 何もしていないことが大事なことであったり、無意味なことが重要なことであったり、ただぼけっとしていることが、栄養を一番吸収している時であったりすることもあると僕は思う。

ただ、栄養を取ることだけでなく、自らが栄養を与える立場になるということもある。
作家というのは、そういった立場の人たちだと思いますが、作家に限らず、人間として生まれたならば、是非そういった立場になってみたいものである。
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by masagorotabi | 2011-03-07 21:07 | 雑想 | Comments(0)
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