<< 恐怖心 緑 >>

菊池寛

d0163154_1941208.jpg


菊池寛の「俊寛(しゅんかん)」青空文庫を読みました。

要約すると、平家打倒の陰謀を企てた罪で、鹿児島の鬼界ヶ島に流された三人のうち、俊寛だけが赦されずに島に残されることになります。
でも、自然のきらめきを感じられるそうになった俊寛は、島の娘と契り、五人の子供をもうけます。

絶望の中から希望を見いだす、という主題が込められているそうで、芥川龍之介もこの作品に誘発されて、「俊寛」という小説を書いているそうです。

先日、NHKの教育テレビで震災の番組がありました。
小説家の高村薫さんが出演されていましたが、ああしたことがあったら変らなくてはいけないと語られていましたが、変ることが唯一の生きている者たちの義務とさえ思えます。

絶望から希望へ、私たちは何から希望を見いだして行かなくてはいけないのか。
「俊寛」を読んで、あらためてそんなことを思ったのでした。
[PR]
by masagorotabi | 2012-03-21 19:52 | 落描き | Comments(0)
<< 恐怖心 緑 >>