<< 落書き にんにく >>

自信

「死ぬここと生きること」(土門拳著)

著者は写真家ですが、アマチュアとプロの違いを論じています。
プロの場合は、使用目的を与えられ、迷いなく被写体に向かうことができ、反面アマチュアの場合は、そういったものがなく、自信を持って被写体に接することができないとあります。
(植田正治のように自らを「アマチュア写真家」と称した、すばらしい写真かもおりますが)

こうも書いています。
「プロになったら、好きな写真は撮れないのだ。毎日、撮りたくもない写真を撮って暮らすのが、プロというものなのだ」(本文より)

必要とされ、撮りたくもない写真を撮り、それに応えるのがプロとすれば、自信を持つということは、なんて残酷なことだろう。
好きな写真を撮っているということは、自信を持つことさえ許されないことなのだろうか。
[PR]
by masagorotabi | 2013-06-10 21:26 | 読書日記 | Comments(0)
<< 落書き にんにく >>