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企業戦士

「シャイロックの子供たち」(池井戸潤著)を読む

銀行に関わる人たちの、連作短編集です。

読んでいると、金融業に関わる仕事をしている人たちは、大変なのだなあと思わせてくれるのですが、まさしくそれは企業戦士と言われるものなのかもしれません。

思い出したのが、「約束された場所で」(村上春樹著)の本でした。
オウムの信者だった人たちのインタビューと河合隼雄氏との対談という内容でした。

その中に、あるサラリーマンの言葉で、もし会社にやれと言われたらサリンをまくかもしれないというものがありました。(うろ覚え)
まさしく戦場であるなと感じます。

もひとつ印象に残っていたのが、オウムの信者には感じのいい人が多かったというものです。
年配者になればなるほど、オウムは絶対に許さないという意見が多く、若い人たちは気持ちは分かるというスタンスで接しているのも興味深いです。

オウムとはなんだったのか?
その答えは、ブラック企業、オレオレ詐欺が問題になっている現代社会にも通じる病巣であり、その中から見つけ出していかないといけないのだろうと思うのです。

人は、もっと楽に生きられないのだろうか・・
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by masagorotabi | 2013-07-07 19:58 | 読書日記 | Comments(0)
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