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リスク

「寺田寅彦と現代」(池内了著)を読む

「天災は忘れた頃にやってくる」というのは寺田寅彦の言葉だと伝えられていますが、実際には、そのままの記述はなく、似たようなことを書いています。

何故、人は大切なことを忘れてしまうのか?
おそらく、そうしないと前に進めないからと思われる。

だが、決して忘れてはならないものもあるわけで、それが教訓として身を持って刷り込めばよいのだろうが、そうは問屋が卸さないのが人間という生き物の甲斐性の無さなのかもしれない。

寺田寅彦は、そんな人間の性質に嘆き絶望する。

リスクを回避するために全力を尽くす・・
それは形になって現れることはないので、いい準備をしても、泡となって消えてしまうことも多く、我々は、そうした行動を怠る。

何も起こらない一日に乾杯!
(火の粉がかからないように尽力した成果でもある)
退屈な日常も、この世の中には存在しないのだ。
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by masagorotabi | 2013-08-19 22:24 | 読書日記 | Comments(0)
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