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島抜け

「島抜け」(吉村昭著)を読む

江戸時代は、海難事故も多く、それらの史実から本作も描かれています。
島流しされた生活や島を脱出したい経緯、ある意味、理不尽によって島での生活を強いられる人にとっては、のんびりとした島(種子島)での生活も堪え難いものなのでしょう。

短編2編のひとつ「欠けた椀」は、飢饉での生活ぶりが描かれています。
教科書で習う飢饉は、詳しく語られることはなかったのですが、この短編を読むかぎり地獄絵図のように感じました。

天候不良で作物が穫れず、餓死するものが続出するということは、いったいどれだけの天候不良なのかと考えます。
どうしても現代と比較してしまいますが、今よりも気候変動があったと考えた方がいいのだろうか。

山と海の村では、どうなのだろう。
海では、魚がいつでも穫れると思うのですが、そんな比較をしながら読んでみました。
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by masagorotabi | 2014-01-28 20:27 | 読書日記 | Comments(0)
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