<< 未踏峰 名刺入れ >>

無罪

「無罪」(大岡昇平著)を読む

13編からなる外国での事件の詳細が記されていますが、全部は読み切っていません。
事実は小説よりも奇なりといいますが、そこには物語性がないので、どこかスッキリしないものが残ります。

だから無罪となったとしても、どこか腑に落ちない部分があり、今日、この世の中でもえん罪というものがありますが、これもまた犯人が見つからない以上、物語は永遠に完結しない。
僕らの世界はそういった世界で、えん罪という悲劇がいつ起こっても不思議ではない。

だから人は物語を好み、ハッピーエンドを好み、生活の中に潤いを求める。
[PR]
by masagorotabi | 2014-03-06 20:58 | 読書日記 | Comments(0)
<< 未踏峰 名刺入れ >>