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刑事

「刑事魂」(萩生田勝著)を読む

著者は、警視庁の元刑事です。

刑事時代の色々な逸話が記されていますが、テレビドラマのようなかっこの良い、そんなイメージとはかけ離れていて、実際は泥臭い人間臭い事件の後処理なんだなあと感じます。

おもしろかった話は、取調官の息のニオイについてです。
ホシとのせめぎ合いの中で、うまく自供をとれない時は、取調官の息が異様に臭く、順調に自供をとれている時には、息は無臭だというくだりです。
著者は、ぎりぎりのせめぎ合いをしているからだと記していますが、おもしろい話です。

刑事は、人間というものを知らないといけないということで、人の話をよく聞くこと、本を読むことを推奨していますが、どんな世界でも一致した意見かもしれません。

警視庁の刑事は、ご自分も含めて「低能力集団」と言い切っていますが、世間とのイメージとはずいぶんと違いますが、それは謙遜なのか、それとも組織という集団を揶揄しているのか、本当のことはどうなのだろう。
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by masagorotabi | 2014-05-26 20:51 | 読書日記 | Comments(0)
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