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古き良き時代

「言葉を生きる」(片岡義男著)を読む

著者の自伝的なものが書かれてあります。
その中で、古き良き時代と言えるのは1953年までで、それ以降は身の丈以上なものを求めた結果そうとはいえないと記されてあります。

「きのふの東京、けふの東京」(川本三郎著)の中に、向田邦子と久世光彦のことが書かれたエッセイがあり、お二人とも「あの頃」を愛したのでした。
具体的にあの頃というのは、久世さんの記憶の中には昭和10年から昭和25、6年とあるそうですが、高度成長期前という意味では、片岡義男氏と同じ感覚ではなかったのではないでしょうか。

ここで問題は、その時代を生きてこなかった世代が、「古き良き時代」を持ち得ているかどうかということなのだろうけど、どうですか?
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by masagorotabi | 2014-08-07 20:44 | 読書日記 | Comments(0)
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