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路地の教室

「路地の教室」(上原善広著)を読む

著者の本を読むのは、2冊目となります。

路地(被差別部落)に興味があるのではなく、差別について興味があるのでこういった本を読むことがあります。
人はどうして差別をし、それを解決できないのだろうという単純な疑問です。

差別する人される人は表裏一体、差別は病気と著者は記しています。

「なんでも見てやろう」(小田実著)を読むと、4、50年前のアメリカの黒人差別のことが書かれてあり、現在よりもずっと激しいものであると理解できます。
明治期に訪れたイザベラ・バードの日記には、通訳の伊藤の言葉が記されていて、アイヌの人を犬呼ばわりをしたそうです。(犬に対しても差別ですが)
イザベラは知的な女性ですので、そういった言葉にも耳を貸さず、自分の信念でアイヌの人たちを分析しています。(そもそも伊藤に関しても好意的ではない)

差別に関しては、昔の方が酷いと思いますが、現代でも根強く残っていて、この不治の病は人間にとって致命傷になりかねないのかもしれません。
だから人は病気であることを常に認識して、対峙していかないといけないのだろうと思うのです。
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by masagorotabi | 2014-09-29 20:33 | 読書日記 | Comments(0)
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