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探検家

「空白の五マイル(チベット、世界最大のツアンボー峡谷に挑む)」
「探検家、36歳の憂鬱」                   (共に角幡唯介著)を読む

空白の五マイルとは、ツアンボー峡谷の誰もが探検していない部分を指します。
その部分を2度体験した記録が記されています。

命を賭けたものでないと冒険ではないと著者は言い、何度も死ぬかもしれないという状況を克服して生きている実感を保てるのかもしれません。

早稲田大学に入学して、2年の4月になってから探検部に入る。
授業にはさらさら出る気はなく(著書に書いてあります)、探検部に入るために早稲田に入学したのであろうとさえ思えます。
6年で卒業して、その後26歳で朝日新聞社に就職し、数年後、新聞社も辞め探検家として世の中に跳び立ちます。

新聞社を辞めるときに若干の引き止めはあるだろうという思惑もなく、その日からメールも電話もまったくなくなり、ひとりアパートでいる様は、これから探検家として生きていく免罪符のようなものだったのかもしれません。

著者の本で「雪男は向こうからやって来た」を読んだことがありますが、これも読みやすい文章で面白かったことは記憶に新しいところです。
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by masagorotabi | 2014-10-12 19:19 | 読書日記 | Comments(0)
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