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役者

「柔らかな犀の角(山崎努の読書日記)」(山崎努著)を読む

「私は俳優としてはアマチュアだと思っている。
 長いことやっているから、それなりの技術は覚えた。それなりの出演料もいただき、それで食っている。それでもやっぱりアマチュア。
 なぜなら僕は演技について、俳優業について、なんの確信も自信も持っていないからだ。」(本文より)

こういう言葉を投げかけられると、プロの俳優とはどういった人なのかと考え込んでしまいます。
北野武監督は、ふつうのおじさんを演じるのが一番難しいと言っていたと記憶していますが、そのおじさんだって何かを演じているのかもしれません。
おじさんに限らず、私たちだって何かを演じているでしょうし、役者とはいったい何なんでしょうね。

著者の本は、他に「俳優のノート」というのがあります。
舞台「リア王」を演じるにあたり、苦悩や葛藤そういったことが描かれているようです。
(本屋に注文したので、そのうち届くと思います。)

それにしても多岐にわたる本を読まれていて、その描かれている本の言葉を役者の視線で語られているので、染み込むように読むことができました。
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by masagorotabi | 2014-11-24 19:30 | 読書日記 | Comments(0)
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