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世界のミフネ

「サムライ 評伝三船敏郎」(松田美智子著)を読む

この本を読む前に映画「静かなる決闘」(黒澤明監督)を見たのですが、やはり存在感というのは群を抜いているなあという印象でこの本を読んでみました。

豪快なイメージですが、実は繊細で優しい、でもお酒が入るとちょっとーという感じです。
黒澤明監督との不仲ということもささやかれていたそうですが、関係者たちによるとそんなっことはなく、深く結ばれていた関係性であったそうです。

で、話は最初に戻りますが、「静かなる決闘」という映画は、手術中に梅毒に感染してしまい、婚約者との結婚を破棄し、しかし、医師として尊厳を守り抜いた物語です。
梅毒というのは、当時は不治の病で(直ぐにペニシリンが出現したと思いますが)、失明した人も多かったようです。

そういえば黒澤監督の映画では、医師がモデルの「酔いどれ天使」「静かなる決闘」「赤ひげ」があります。
スーパーマン的な活躍はしないですが、弱者にそっと寄り添う、そんな映画たちです。
俳優三船敏郎も、きっとこういう人だったのであろうと思う。
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by masagorotabi | 2014-12-20 19:57 | 読書日記 | Comments(0)
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