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支配願望

「性犯罪者の頭の中」
「加害者家族」   (共に鈴木伸元著)を読む

なぜ性犯罪に手を染めるのかというと、ゲーム感覚で自分の計画がどのように遂行されるかを見極めることだったり、自分が捕まるわけがないという安全神話だったり、痴漢という行為をしても相手が喜んでいるという想像力の欠如だったりと、あまりにも自分本位が目立ちます。

共通して言えることは、生活の中での満ち足りのなさだということですが、そのことで相手を支配したいと思う感情は誰もが持つ感情であると思うけど、性犯罪という弱いものいじめは断じて許せる行為ではないのである。

加害者家族の問題も日本では多くの悲劇を生んでいる。
犯罪を行なった加害者と、その家族は別として考えなくてはならないのに、執拗なまでに加害者家族も追い込まれていく。
未成年者の名前を出さないということは、その加害者家族を守るということもあると思うのだけど、現在の日本ではネットなどで暴かれてしまう。

何年か前に、鳥インフルエンザを出してしまった養鶏場のご夫婦が自殺に追い込まれてしまった事件もありました。
なにゆえにこうして追い込まれてしまうのであろうか。

私の意見としては、それは追い込む人間もまた支配者感情に支配されているのではないかと思うのである。いじめもしかりである。

逆に、アメリカの銃乱射事件を起こした母親には、電話や手紙(ダンボール2箱)の激励が殺到したといいます。
(こうした部分をみると、アメリカという社会は成熟しているなあと思う)

日本では、被害者家族でさえ叩かれる。
なにが「お・も・て・な・し」なのだろう・・
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by masagorotabi | 2015-02-24 19:51 | 読書日記 | Comments(0)
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