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冒険

「銀嶺の人」(新田次郎著)を読む

実在の女性登山家二人がモデルになっています。
一人は医学生,もう一人は鎌倉彫の彫刻家、二人の生い立ちから山への憧れが描かれています。

あとがきに著者は、なぜ山に登るのかを描きたかったとあります。
どのような答えが隠されているのは、読者自身が見つけることなのだろうと思います。

「太平洋ひとりぼっち」(市川崑監督)という映画があります。
何年か前に見たのですが、比較的安価でDVDが発売されていて買ってみようかなと思っているのですが、このラストのシーンが、人はなぜ冒険をするのか?!の答えではないだろうかと個人的に思っています。
脚本は和田夏十さん(市川監督の奥さん)ですが、見事だなあと思ったものです。

現代は、冒険、探検、こういったものはなくなってしまったと言われる事がありますが、それは夢の消失とも言われかねないほどのことなのかもしれない。
どうにもならないほどの高揚感、それは一つ間違えば死んでしまうかもしれないという緊張感なのかもしれない。
裏を返せば平和なのでしょう。

うつらうつらと夢を見て過ごす。
それもまあいいか・・・


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by masagorotabi | 2015-03-21 19:32 | 読書日記 | Comments(0)
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