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豊かさ

「文系?理系?(人生を豊かにするヒント)」(志村史夫著)を読む

著者は、文系理系というレッテルを貼る事を否定し、人には、それぞれそういった部分を持っており、筋道を立て考えることの重要性を推奨します。

地球温暖化にも触れており、地球そのものが温室効果の代物で、人間が作り出す二酸化炭素程度では気温が上がるという事を否定しています。
そもそも18、19世紀の方が気候が不安定で、その不安定さは太陽の活動に依存するのが妥当と記されています。

あとがきには豊かさについて書かれてあります。
豊かさを広辞苑で調べると「財産があるさま。経済的に不足のないさま。富裕」とあり著者はその意味に愕然とし、すがるような思いで「新明解国語辞典」で調べると「必要なものが充分満たされた上に、まだゆとりが見られる様子。いかにもおおらかで、せせこましさを感じさせない様子」とあり安心します。

私も新明解国語辞典の意味する豊かさに安心しました。
前にも書いた事があるのですが、お金と愛情どちらが大事?という質問がたまにネット記事に出ることがあります。
決まってその答えのひとつに「お金がないと生活ができない」というのがあるのですが、質問も答えもどこかおかしい。

私なら「当たり前の生活ができた上で,お金と愛情どちらが大事ですか?」という質問にしないと今の日本ではおかしい。(なぜなら最小限の生活は法律で守られているから)

勉強とは人間にとっては大切な行動と思いますが、それはほつれた糸を探し、それをほぐしたり、筋道を立て物事を理解するする能力を育むものだと思います。
それが豊かさに通ずるものだと、私は思うのです。
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by masagorotabi | 2015-03-27 19:51 | 読書日記 | Comments(0)
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