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「顔を忘れるフツーの人、瞬時に覚える一流の人」(山口真美著)を読む

顔でないものに顔を見ることをシュクラシュラ現象、精神医学用語ではパレイドリアと呼ばれているそうです。
赤ちゃんはすばやく顔を学習することができ、誰もいないのにニコニコしている様子は、どこかに顔を認識しているからだそうです。

エサをもらおうとしているサルを観察すると、唇を突き出し口をパクパクする表情をするそうです。
これは友好的な行為で、微笑の起源とされるそうです。
微笑とは、劣位の個体が上位の個体に挨拶をするのが起源だそうです。

日本を含む東アジアでは、あがり症の人が多いという。
これはセロトニン・トランスポーターの量が少なく、欧米では逆に多いそうです。
社会的逸脱に対する不安が多く、逆に協調性というものに重きを置く。
こうしたことが、日本の文化を形成したのではないかと著者は説く。

昨今は、他人の視線を避ける人が多いですが(それでいて神経過敏に他人の視線が気になる)、顔というのは面白い。
私自身は、好んで人の顔を描くには好きですが、美男美女というんは造形が同じで面白みがない。
人生経験を積んで、深みのある顔というのが好きなのだ。
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by masagorotabi | 2015-06-16 19:29 | 読書日記 | Comments(0)
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