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人間関係と貧乏

「職場はなぜ壊れるのか(産業医が見た人間関係の病理)」(荒井千暁著)
「貧乏は幸せのはじまり」               (岡崎武志著)を読む

人間関係は誰しも悩む要因ですが、成熟した人間が極めて少ない現実においては悩みが解消されることはないのだろう。

ならば自らの考え方を変えていかなくては、永遠に人間というしがらみに右往左往して生きていかなくてはならなくなってしまう。

後者の本には、色々な貧乏を経験した人たちのことが描かれています。
自由を持ちたいために重荷を持たない人、貧乏で虐げられる人、貧乏を懐かしむ人、貧乏を逃げ出したいと願っている人、貧乏を愉しむ人、自分の貧乏に気づかなかった人、庶民に寄り添う貧乏政治家、そんな人たちにことが記されています。

そこには、人間関係云々といった話はありません。
人間というのは、嫉妬でのたうち回る生き物だと思いますが、貧乏にはそういった気持ちを持つ人は少なく、優越感すら持ちようがなかったりします。

そもそも、お金持ちになりたい!とか欲望というものが少なく、ベクトルがそちら方向に向かっていない。

とかくと、経済云々という話をする人がいかもしれませんが、養老孟司さんがある本に書かれていましたが、そういった言葉は思考停止になってします。
貧乏には思考停止はなく、ビリヤードの玉のようにコロコロと転がって他の玉をポケットに入れるようなそんな感じがするのである。
(硬直化したお人は転がらない。)
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by masagorotabi | 2015-08-02 19:39 | 読書日記 | Comments(0)
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