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戦場カメラマン沢田教一の眼

「戦場カメラマン沢田教一の眼」を読む

沢田教一といえば、ベトナム戦争の写真でピュリツアー賞を受賞したといった知識しかありませんでした。
多くの戦争の写真と故郷青森の写真があり、巻末に文章で沢田教一のことが綴られています。

「安全への逃避」でピュリツアー賞を受賞しましたが、それには後日談があり、写真に写った家族に賞金の一部を贈ったということです。

2013年に共同通信の編集委員がその家族アンを訪ねたそうです。
川を渡り終えた時に、乳飲み子の下の妹の眼を直ぐに拭き、怖い印象のあった軍服姿だったけど沢田だけは優しい印象を残します。
今でも仏壇には沢田の遺影が置かれているそうです。

今も戦争はなくらない。
でも、誰かがその現実を伝えなければならない、それが戦場カメラマンという職業なのであろう。(沢田は戦場カメラマンと言われるのを嫌っていたそうですが)

戦場カメラマンは詩人であると言う人もいるそうですが、一枚の写真の中に多くのものを詰め込む作業といえば詩人という言い方が的を射ているのかもしれません。
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by masagorotabi | 2016-01-29 20:35 | 読書日記 | Comments(0)
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