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いじめの構造

「いじめの構造」(森口朗著)を読む

誰かに寄り添われて静かに抱きしめられた体験というものは、それが基礎となって人を強くするというのは経験としてわかる。
ただ、そういった経験がない人にとってはどこかに「癒し」を求めないといけなくなる。

ですから、いじめの加害者にとって、いじめは同時に「癒し」でもあります。
 それゆえ、彼はいじめの被害者が自分の思い通りにいじめられてくれない時には、『癒されるべき自分が、癒されない=被害者』であるからのような憤怒を覚えます。
」(本文より)

まことに身勝手ないじめ加害者ですが、有名人がここぞとばかりに叩かれるのを見るにつけ、その理不尽さは限度を知らず、自分自身が癒されればよいという知性も教養もない国が今の日本なのだろう。

著者は、処方箋として価値観の押しつけをあげています。
いじめは卑怯で賎しい行為という規範を植え付けることだと記しています。
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by masagorotabi | 2016-02-03 19:39 | 読書日記 | Comments(0)
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