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「松本清張と昭和史」を読んで

「松本清張と昭和史」(保坂正康著)を読む

2.26事件、帝銀事件、下山事件など、松本清張のまなざしはどうだったのか、そんな視点で書かれてあります。

エピローグに担当の編集者の交代を、編集長が一緒に伝えた時に、その編集者がサラリーマン時代にイジメられた上司にそっくりだったため、目の前でこの人はダメと言ったそうです。
国民作家になっても、イジメにあった悔しさを忘れないというのは、裏を返せばその悔しさをバネに1000作品を描いてきたということでしょう。
(私はこの逸話で「ナポレオン狂」(阿刀田高著)という短編小説を思いだしました)
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by masagorotabi | 2016-03-25 20:07 | 読書日記 | Comments(0)
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