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「みんな山が好きだった」(山際淳二著)を読み返してみる。

加藤保夫、森田勝、長谷川恒夫、加藤文太郎といった登山家が語られています。
倦怠感に満ちている社会の中で、登山という形で自らを奮い立たせ、挑戦という形で山に挑む。
山で死ぬことは登山家の特権で、悲しんで欲しくないという登山家もいます。

現代は、登山も冒険も挑む対象すらない世の中です。
だから倦怠感も退屈さも、それを解消する術もなくなってしまった。

どのように情熱を持つのか、その手段すらもない。
昔は良かったとは思わないけれど、山で死ねる幸福さを上記の登山家は持ち得た。
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by masagorotabi | 2016-05-11 20:49 | 読書日記 | Comments(0)
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