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やり投げ

「一投に賭ける(溝口和洋 最後の無頼派アスリート)」(上原善広著)を読む

1989年やり投げで世界第二位の記録を作り、ワールドグランプリ年間二位という成績を収めました。

世界第二位というのは、当初は世界記録のアナウンスがあり、その後覆った経緯があります。
アメリカの、それも差別の多い地域ではこのようなことがよくあったそうで、第二投の記録も減らされたとあります。

ストイックまでに身体を作り、やり投げで有利な欧米人に対抗し極めるまでの努力は相当なものだと本を通じで感じます。
欧米の記者に「なぜ薬を使わない」という質問をされたそうです。
当時は、ドーピングが暗黙の了解だったのだろうか。

そのうち溝口氏の名前は陸上界から消えていきます。
陸連との確執や、故郷に帰って親の面倒や農家を継ぐことが理由のようですが、裏表のない性格もまた関係があるのかもしれません。(マスコミも大嫌い)

現役の頃は煙草を吸っていたそうですが、煙草よりもトレーニングの方が身体に悪いという話には、思わず納得してしまいました。

今後はコーチ業もという話もあるそうですので、活躍を期待したいと思います。
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by masagorotabi | 2016-08-18 20:18 | 読書日記 | Comments(0)
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