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昔話の幸福

「だれが幸運をつかむのか(昔話に書かれた贈与の秘密)」(山泰幸著)を読む

柳田国男の言葉にこんなのがあるそうです。「人はいたずらに幸不幸にならず、これを求めるにはおのずから方法のあることを、こうして発明してきたのが昔話の手柄であった。

関敬吾の言葉にもこんなのがあるそうです。「昔話の中心的なテーマは、広い意味での幸福の獲得であり、困難を克服することによって、幸福へ到達することを語るもの

昔話の中には、幸福になる為の方法論が描かれているということなのだろう。

「鶴女房」という昔話がありますが、強欲(お金欲しさ)と強い贈与(助けられた御礼に布を織った)の為に、最後には子供を残して別れ離れになってしまいました。
これは戒めの物語だったということです。

昔話に見る幸福とは、正直で少しの贈り物(桃太郎など)でなり得た、そんな物語が多いですね。
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by masagorotabi | 2016-08-31 20:20 | 読書日記 | Comments(0)
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