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道徳

「新しい道徳」(北野武著)を読む

江戸時代あたりは、芸人は河原乞食と呼ばれ蔑みされていました。
その原因は、食うや食わずの生活の中で好きなことやって生活している人たちを羨ましく思ったのではないかと記しています。(エライ人たちも、芸人を呼んで笑っていた。)

副題は『「いいことをすると気持ちいい」のはなぜか』です。
群れの中で生活している人間は、社会との関わりの中で生きることしかできないので、その一因になれた喜びで気持ちよさを感じる、といった内容のことが書かれています。

コンビニなどで、たむろしている人たちがいますが、こういった人たちも社会と関わりたいという気持ちがあるから、他人から邪魔だと思われてもああいった行動をするのではないかと思います。

向上心がある人は礼儀正しいということも書かれてあります。
こういった人は、他人を不愉快にしないし、負の感情も持ち合わせる時間もないのだろう。
なにより、人とのつながりが一難大事だという認識があるのかもしれない。

著者は、押し付けられた道徳よりも、個人が個人としての道徳心を持つことを推奨しています。
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by masagorotabi | 2016-10-09 19:00 | 読書日記 | Comments(0)
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