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読書

「読書の腕前」(岡崎武志著)を読む

著者は1年間に古本2000冊新本1000冊を買うほどの読書家です。

加藤周一、中村真一郎、福永武彦、こういった知の巨人を引き合いに出し、読書をすれば「品」というものが備えられるとも記されています。(納得します)

それにしても、これだけの本を読めるのかと思ってしまいますが、白洲正子のエッセイの中に、数ページだけ読んだだけで中身が分かってしまうと書かれていましたので、腕前が上がれば1を知って10を知るではありませんが、そのようなことも可能なのであろう。

読書家にとっては本が貯まることは頭痛の種なのでしょうけど、著者もまたそのような苦労をかかえます。

カヌーイスとの野田さんが、カヌー旅行の時には読んだ本は飯を炊く時の燃料にするという記述があり、旅行中はそれもありかなと思い、私も1回くらい真似たことがありました。
本を燃やすというのは、作者にとって失礼にあたるかなと思いましたが、読みたければまた買えばよろしいと思ったことは、よい想い出です。

余談ですが、松本清張はひと月に3000枚の原稿を書いたそうです。(そのためにゴーストがいたのではないかと噂されたそうです)その他にも、膨大な資料を読んだことでしょうから、こういった人の頭の中はどういう構造なのかを知りたいと思いました。
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by masagorotabi | 2016-10-14 20:27 | 読書日記 | Comments(0)
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