「日本兵を殺した父(ピュリッツアー賞作家が見た沖縄戦と元兵士たち)」(デール・マハリッジ著)を読む
猟奇的な事件が起きた時に、目を覆いたくなる気分にさせられますが、戦争というのはそれが日常的に起きます。 沖縄戦時、日本兵は沖縄の民間人を虫けらのように扱ったとか、そんな記述を読むと戦争は人間を狂気させるのだなあと思います。 日本兵はしぶといという記述もありましたが、もし本土決戦になったら多くの民間人、日本、アメリカの兵士が死んだであろうという憶測があり、それによって原爆投下を正当化されたりします。 記憶は定かではないのですが、日露戦争で日本が勝利した時に、アメリカは「オレンジ計画」というものを作成して、日本を植民地にした時に、どのように行動するかを定めたそうです。 元米軍兵士の言葉で、アメリカは戦争が好きなんだというのがこの本の中にありましたが、歴史をみれば、インデアンを虐殺してアメリカを作り、メキシコからカルフォルニアを奪い、その後も戦争に(言いがかりをつけて)加担をしています。
by masagorotabi
| 2016-11-03 20:48
| 読書日記
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