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里山

「里山資本主義(日本経済は安心の原理で動く)」(藻谷浩介NHK広島取材班)を読む

里山再生を主眼においての経済から、今後の日本を見つめる本です。

日本には放置された人工林が多いですが、オーストリアでも昔はそんな感じであったそうで、そこから森林を監視した人間を育成して、現在では健全に保っているということです。
コンクリート並みに強い集成材というのも発明され、木造高層建築というのも建設されているそうです。

ここからは私の意見なのですが、競走馬の生涯をどの程度人が知っているだろうか・・
平均寿命は5歳、競争馬として価値がないとされたら半年で処分されてしまい、多くの馬は現役を終えたら劣悪な環境で太らされペットフードなどにされてしまいます。
寿命を全うするのは1%未満しかおらず、繁殖、種馬として価値がないと判断されれば、そこでも死が待っています。

経済動物の名の下に存在していますが、牛や豚と違うのは競走馬として死を宣告され、その上でまた肉にされてしまうという2度殺されてしまうという運命を宿されているからです。

一頭でも多くの馬を生かされてほしいということで、養老牧場というのがあります。
引退した馬が心ある馬主、一口里親のおかげでのんびりと余生を過ごす牧場です。

馬券を買うと1割を国庫に納めることになります。
その数%でも、こうした養老牧場に回してくれれば、里山の再生にも加担できるのではと思います。
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by masagorotabi | 2017-01-06 20:58 | 読書日記 | Comments(0)
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