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場の消失

「日本の難題」(宮台真司著)を読む

野球のうんちくを語る場所というものが、現代の社会にはない。
そのはしりは、1980年初頭に現れた「新人類」であると著者は記す。

ただ、野球のWBCやサッカーのワールドカップのようなものには、かろうじてそういった場が存在している気がします。

商店街やデパートが消え、ますます日本社会には場というものがなくなりつつある。

話は変わりますが、自殺率の低い土地を訪ねたという内容の本があって(読んでいませんが)、その場所の人間関係は濃密ではなく、他人のことには深入りしないというそんな不文律のある土地だったそうです。
賞味期限を神経質に気にするような人は少なく、おおらかな人が多いそんな逸話が書かれているそうです。

人間が生活するには、疎遠ではなく親密でもない、そんな関係性が必要なのかもしれません。
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by masagorotabi | 2017-03-31 19:54 | 読書日記 | Comments(0)
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