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日本語

「日本人も悩む日本語」(加藤広重著)を読む

「驚く」という言葉は、古代日本語では「目覚める」として使われていたそうです。(例、「朝、驚いた」)
「憮然」という言葉は、本来は「表情を失うさま」であって、不機嫌ではないそうです。
「ご逝去されました」は間違いで、正しくは「逝去されました」だそうです。

「ご苦労様」という言葉は、目上の人には使ってはいけないと、バカにされたくないと強く思う日本人には浸透されていますが、江戸の武家や商家ではあたりまえに「ご苦労さまでございました」と目上の人にも使われていたそうです。
近代になっても山の手地域では使われていたそうですが、「お疲れさま」と差別化され、現在では目上の人には使ってはいけないとなったそうですが、こうしたことは気持ちの問題でどうでもいいという気がします。

漢字に意味があるように、言葉にも意味があって、それも時代と共に変換していきます。
それは悪いことではないかもしれませんが、本来の意味(これを知恵と言い換えることもできますが)を踏まえてから変えていくという経緯をとることも必要かなと思います。

それにしても日本語というのは面白い。
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by masagorotabi | 2017-07-17 21:15 | 読書日記 | Comments(0)
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