「私たちはどこから来て、どこへ行くのか」(森達也著)を読む いろんな科学者たちの対談からなっています。 面白かったのは、宇宙が生まれ人類が誕生する確率は、10のマイナス1230乗という試算があるそうです。 我々がいる世界というのは、そういった奇跡の上に成り立っているということですね。 逆に多世界解釈というのがあり、10の1230乗という世界も存在するという解釈です。(量子論では重要な仮説だそうです) インフレーション前の宇宙は原子よりも小さかったとか、人工知能を作るとなるとすぐに発熱してしまって現実的には不可能とか、こうして人間でいるということがどれだけ尊いのかを実感します。 まだまだ分からないことが多いですが、わからないといえばダークマター(暗黒物質)の存在です。 これは目には見えない存在で、重力を通して存在を確認できるそうです。 未発見の素粒子ではといわれ、宇宙全体では普通の物質の5~6倍もの質量があり、我々の体も貫通しています。 近い将来、その存在がわかってくるといわれています。 (こちらは雑誌「ニュートン」を読んで) 目に見えないエネルギーというのも、現実社会にも存在しているんじゃないかと、そんなことを思えてしまいます。 たぶんそれは芸術というものなのではないだろうか.. 『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』(ゴーギャン)
by masagorotabi
| 2017-12-24 20:01
| 読書日記
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