カテゴリ:読書日記( 254 )

トットひとり

「トットひとり」(黒柳徹子著)を読む

「ザ・ベストテン」の裏話や渥美清さんとの交流など、裏側などが知れて面白い。

つかこうへい氏の「蒲田行進曲」は、徹子の部屋に出演された大部屋俳優の人の話がヒントになって作られたという。
蒲田行進曲のヒットによって、劇団俳優はぬいぐるみに入ってバイトなどしなくて劇団に専念できるようになったという話は、人と人とのつながりの大切さを感じられる。

向田邦子との親密な交流も、初めて聞く話だったので興味深かった。
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by masagorotabi | 2016-12-23 20:25 | 読書日記 | Comments(0)

文系の壁

「文系の壁(理系の対話で人間社会を問い直す)」(養老孟司著)を読む

理系と言われる人たちの対談集になっています。

人間というのは、どうしても感情が優先しまいがちですが、冷静に客観的に物事を精査して判断することも必要だなと思います。

自戒のおもいも込めて、読まさせてもらいました。
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by masagorotabi | 2016-12-19 19:51 | 読書日記 | Comments(0)

寝る前に

「何でも見てやろう」(小田実著)を寝る前に気に入った場所を読むことがあります。

その中にヘンリー・ミラーのことが書かれてあり、日本でベストセラーになったことがあったそうです。それだけ日本人は本を読んできたわけですが、ヘンリー・ミラーはその日本から送られてきた小切手を手にして小躍りして喜んでいたという逸話が書かれてありました。

その当時の外国の作家はそれほど裕福ではなかったということでもありますが、日本とは随分と違うのだなあと驚くと同時に、日本人作家がノーベル文学賞を受賞したというのは、こうして日本に住む人々が本を沢山読んで来たという証でもあるのだなと思います。

グローバルな世界観が生活を支配する世の中ですが、たとえガラパゴスといわれようが、日本国という気質も大切なのだなと思う一節でした。
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by masagorotabi | 2016-12-18 19:37 | 読書日記 | Comments(0)

インフルエンザワクチン

「インフルエンザワクチンはいらない」(母里啓子著)を読む

著者は、インフルエンザワクチンはたいした効果もないのでいらないと説きます。
かつてスペイン風邪(インフルエンザ)で多くの人が亡くなりましたが、その理由として兵士など劣悪な環境化にいたためであって、何もしないで静かに静養していれば治る病気だと記します。

アマゾンのレビューを見てみると賛否両論はあるようですが、こうした意見も尊重すべきだと思います。
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by masagorotabi | 2016-12-17 20:25 | 読書日記 | Comments(0)

科学者

「科学者とはどういう意味か」(森博嗣著)を読む

科学者とは、ひとの幸福のために尽力するといった言葉に敬服します。

著者は、津波という言葉の中の「波」という部分に違和感を感じます。
3.11の大震災で我々は否応なくそのことを感じたわけですが、大きな波というよりも徐々に湧き出て来る様子は真綿で締められるような気持ち悪さを感じました。

鳥はなぜ飛べるのか?
普段そんなことを考えているわけではないですが、ジェット旅客機を見れば後方に向けて吹き出ているのがわかります。鳥たちもまた同じ原理で後方に向けて送り出しているから鳥は飛べることができるとあります。(もちろん人間は鳥たちからヒントを得ているわけですが・・)
真下に向けて空気を送り出しているわけではないのですね。

デジャブというのがありますが、ラジオで聴いたのですが、あれは脳のエラーで一瞬記憶がなくなるから起こる現象であるという説もあるそうです。
なぜ脳はそのようなエラーを起すのかは、たぶん分かってはいないのでしょうけど、初めて会ったのにどこか懐かしさを感じてしまうようなことは、文学的な思考でその事象を証明すれば、「恋」とか「愛」といった言葉を使うでしょうか。

科学的な考え方も大事だし、文学的な考えも大事、だからこそ人の脳は右と左に別れているのではないだろうか。
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by masagorotabi | 2016-12-01 22:01 | 読書日記 | Comments(0)

古典

「方丈記私記」(堀田善衛著)を読む

東京大空襲時に著者は「方丈記」を痛切に身近に感じます。
前半は、大空襲を下に、後半は鴨長明の文献をひも解いて人となりを追求しています。

巻末には、五木寛之氏との対談がありますが、その中に鴨長明はジャーナリストの気質があり、物語の主人公にはなりえないとあります。
たしかに、鴨長明を主人公にした物語はありません。
頭で考えるよりも足の方が先にでてしまう、そんな行動派だったようです。

私たちはなぜ古典に親しむのか?そんな答えもこの本の中に記されています。
歴史が大きな転換をしようとする時、その転換の只中に置かれた人々の心の持ち方というものが、洋の東西、あるいは時の古今において、そうそう変わったものである筈はない。さればこそ古典は、生きた人間のための古典として生きうるのである。」(p107)
古典落語を何度聞いても面白く聞けてしまうのは、こういった理由もあるのであろう。
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by masagorotabi | 2016-11-24 19:18 | 読書日記 | Comments(0)

未来

「かけがえのないもの」(養老孟司著)を読む

未来について書かれてあったのが気になりました。
手帳に予定が書かれたものは、それは現代であると・・
ミヒャエル・エンデの「モモ」という作品を引き合いに出して書かれてありましたが、あらためて考えてみればそうですね。

予定というのは、それだけで行動を限定されてしまう。
私たちにとって「未来」というのはどういうことなのか、そんなことを考えさせてくれる文章でした。
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by masagorotabi | 2016-11-22 20:27 | 読書日記 | Comments(0)

知の逆転

「知の逆転」(インタビュー 吉成真由美編)を読む

外国人の人類学者、経済学者、科学者など、インタビュー集です。

気になった記事を箇条書きにて記します。
・文明国の方が殺人は減っていて、ニューギニアの原住民で起こった殺人率は、第二次世界大戦の欧米で死んだ比率よりも大きい。
・古来の日本では、糖尿病、脳卒中は殆どなかった。
・米国は、核の抑止力を目指しているのではなく、核支配を目論んでいる。
など。
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by masagorotabi | 2016-11-19 21:23 | 読書日記 | Comments(0)

人に伝えられないこと

雑誌「ブルータス」を図書館で借りてきました。
「こんにちは、星野道夫。心を満たす、極北の物語。」という特集のもので、またこの号を買いそびれてしまったなあ。

この中に、養老孟司さんの文章に心ひかれるものがありまして、「人に伝えられないこと」に人生の意味があるのか「人に伝えられること」に人生の意味があるのか、という問いがありました。

星野道夫の文章や極北の写真は、「人に伝えられない」ことを表現しようとし、それを創造性と定義しています。
だから、亡くなって20年経っても読み継がれてきたのだろうし、生きるということは、こういうことなのだろう。
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by masagorotabi | 2016-11-10 22:24 | 読書日記 | Comments(0)

食育

「食べるって何?(食育の原点)」(原田信夫著)を読む

ヒトと食との原点について綴ってありますが、どのようなものを食べればいいのかはそれほど書かれてはありません。

最近、不食についてネットで調べてみたのですが、一日一杯の青汁で過ごす人もいて、それほどヒトは食べなくてもいいものかと驚きと感銘をもちました。
食べるという行為は、内蔵にも負担をかけますし、健康体を保つにはそうした方がいいのかもしれません。

ですが、美味しいものを食べることも人間らしいことで、ストレスを発散する行為でもあると思います。
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by masagorotabi | 2016-11-07 20:54 | 読書日記 | Comments(0)