カテゴリ:雑想( 76 )

心地よさ

青空文庫に片岡義男氏の小説が載っていたので読んでいたのですが、主に1960、70年代が舞台となっていて、その年代の心地よさというものを感じました。

映画「横道世之介」もその時代が舞台だったと思うのですが、横道世之介という純粋性を持った人物が、人々の記憶の中に懐かしさを与える、そんな映画でした。
世之介という主人公がその時代を象徴していたとさえいえるのかなあと感じました。

懐古主義に陥らないようにしないといけませんが、昨今、神戸製鋼の不正や東電の危険管理能力の無さをみると、過去と比較せざるをえないと思います。

10、20年前と比較しても、現代の便利さというのは飛躍的なものがありますが、それを感じられない強欲さというものがあって、金儲け主義が横行している。

現代社会でも、世之介のような爽やかな風になってみるのもいいんじゃないかと思うのである。
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by masagorotabi | 2017-10-15 20:09 | 雑想 | Comments(0)

人間の頭の悪さ

頭の悪さというのはどういったことなんだろうと、考えることがあります。

人間どかかしら他人を決めつけたがるという性質を持っていますが、その起因は自分のことよりも他人のことが気になって仕方がないということがあるんじゃないか。

他人のどうでもよいことなど、ほっておけばいいと常日頃思っていますが、どうも人間にはそういったことができない。
そんなことをすれば、イジメることや嫉妬でのたうち回ることに固執して、真っ当な生活ができないというのがオチなんじゃないだろうか。
だから悪さばかりをしてしまう。
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by masagorotabi | 2017-09-28 06:44 | 雑想 | Comments(0)

人生に無駄なことはないのか?

最近、ふと思ったのですが、自分の経験値の何%が有益であるのなら、無駄と思われる経験値が増えれば増える程、有益なものも増えているということならば、無駄な積み重ねも大事なんだなあと考えたのである。

数撃ちゃ当る人生論ですね。
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by masagorotabi | 2017-09-24 19:43 | 雑想 | Comments(0)

本心

先日、テニスの試合で外国選手が目を細める仕草(アジア人蔑視)をして、直ぐ後に謝罪をしたというニュースを見ました。

謝罪はしたけれど、本心では差別的なものを日頃から持っているのかどうか気になっていました。

子供は本当のことを口にするから、子供が苦手という人はいると思いますが、果たして本当のことを言うという行為は、本当に本心といえるのだろうか?

脳科学では、脳内物質のミラーニューロンというものを育まないと「共感」という感情は生まれないといいます。(聞きかじり)
上記のような本心というのは、そういったことができない未熟者ともいえます。

テニスの外国人選手や思ったことを口にする子供は、たんに未熟的な人間であって、その人の言動は本心とはかけ離れているのではないかと思った次第です。
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by masagorotabi | 2017-09-23 20:26 | 雑想 | Comments(0)

夢の効用

前に書いてことなんですけど、夢を見るという有力な説は、現実に起きることにうまく対処できるように、予め練習するためだというのがあります。

最近、動画を見た中で、怖い夢を見てハッと目を覚ますのは睡眠中でも直ぐに目が覚めるようにという危機訓練のためとありました。
どちらも同じような内容ですが、考えてみたら伝説、神話、民話、伝承なども夢と同じ効用があるんだなあと思った次第です。

他に、習い事などで上手くいかないことがあった時、寝る前にそのことを思い出して寝ると、脳が勝手に次は上手くいくように修復しているそうです。

食べ物を食べると人間の意志に関わらず、勝手に栄養を取り入れてしまうし、我々の身体は自分の意志とは関わらず自動的に物事をすすめてしまいます。
まるで自分の身体が、借り物のようなそんな気さえしてしまいます。

人間は考えなくても、身体の方が勝手に色んなことを消化してくれる。
だったら、何も考えないで行動を起こすことも必要なことなんじゃないだろうか。
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by masagorotabi | 2017-08-24 22:56 | 雑想 | Comments(0)

忘れるべからず

震災イジメというのがニュース記事になったりしていますが、こうした問題の難しさはイジメられた人たちの中にもイジメる側に転じることがあるからです。
愚かなことにイジメる人たちは、イジメたことを忘れてしまう・・

先日、養老孟司さんの本を読みましたが、その中に自分が死ぬことを忘れているとう文章がありました。
講演をしたあとに、責任者が来年もお願いしますと言われた時に返答として「生きていたら」と返すと、相手の人は苦笑いを浮かべるそうです。
1年後、自分がもしかしたら死んでいるかもということが想像できないんですね。

人間は忘れては行けないことを平気で忘れてしまう。
そうでないと生きてはいけないのかもしれないのですが・・・
というよりも生きていく資格があるのか、そんなことも考えないのだろう。
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by masagorotabi | 2017-03-13 19:56 | 雑想 | Comments(0)

成長

読む本がない時は、本棚から選んで読んでいます。

野呂邦暢のエッセイの中に、日記を子供の頃から書いているというくだりがあり、その日記を読み返してみると自分自身が成長していないことに気づくという場面があります。

白洲正子のエッセイの中には、小林秀雄から「人間は何もしないで遊んでいるときに育つんだよ」と言われビックリしたということが描かれています。何もしないということは実に大変なことであるとも書かれていますが、ふと人間の成長について考えてしまいました。

経験が人をつくるとか、立場が人間を成長させるとかも言われますが、そんなことはないと実感として感じることがあります。
成長とはなんだろう。
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by masagorotabi | 2016-09-25 19:43 | 雑想 | Comments(0)

加藤文太郎の単独行

登山家加藤文太郎の文章です。

我々は、狭い道を通るとき、こっちが大手を振って進めば、向こうからくる人はそれをよけるか、こっちが小さくなって進めば向こうは大手を振ってやってくることを知っている。また、雪の一本道など歩いているとしばしばあることだが、向こうからくる人よりこっちが多人数なら決して道を避けようとはしないだろう。

 だから単独行よ、見解の相違せる人のいうことを気にかけるな。もし、それが気にかかるのなら単独行をやめよ。何故なら君はすでに単独行を横目で見るようになっているから。悪いと思いながら実行しているとすれば犯罪であり、良心の呵責をうけるだろう・・。
 良いと思ってやってこそ危険もなく、心配もなく、ますます進歩があるのだ。弱いものは虐待され、滅ぼされていくだろう。強い者はますます強くなり、ますます栄えるだろう。
 単独行よ!強くなれ!


加藤文太郎がなぜ単独を愛していたのかを、かいま見れる文章です。
加藤文太郎は31歳の若さで山で死にましたが、加藤が残した遺産は大きい。

それにしても虐める人、虐められる人の立場がよくわかる文章です。
不死身と言われた加藤ですが、感性もまた素晴らしいです。
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by masagorotabi | 2016-05-12 19:43 | 雑想 | Comments(0)

色々

音に色を感じてしまう人もいるそうです。(そういえば黄色い声援という言葉もあります)
絶対音感と同類のものだろうか。

5億年以上前のカンブリア紀は、進化が加速した時代だそうですが、理由として光を感知した生物が初めて登場し、色を感じることで捕食、生殖が展開されていったと考えられているからだそうです。

私が好きな言葉の一つに「色々」というのがありますが、色々なものやことがあった方が健全だし面白いことだと感じます。
逆に色眼鏡のような、ひとつの価値観でものを眺めると弊害もまた多く存在するだろうと思う。
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by masagorotabi | 2016-03-17 19:57 | 雑想 | Comments(0)

考える能力

小泉八雲は、幕末まで成人した人は自己抑制が出来ていて魅力的だったと言っていたか書いてそうです。

何がそうさせたのかを考えてみると、西洋文化が入るようになり精神よりも物質に心を奪われてしまったからだろうか。
それと、自己抑制というものが人を魅力的にさせるものなのだろうかとも考えるのである。

考えるということは自己抑制とも考えられるが、羽生棋士の趣味はチェスだそうで、その理由はと問われると考えることが好きだと答えていた。
だからこそ長いこと強さを保て、それが秘訣なのかもしれないと思ったものです。

便利さというものは与えられるだけで、自分で考えるという行為を奪われる。
どうしたら自己抑制が出来て魅力的になれるのか、そんなことを本気で考えたいものだ。
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by masagorotabi | 2016-02-15 19:45 | 雑想 | Comments(0)