カテゴリ:雑想( 77 )

努力と才能

ある女性のエッセイを読んでいたら、才能とはという一文があり、顔の手入れをする女性の姿が書かれてありました。
毎日、自分を磨くため、寝る前に平然と習慣のように同じ動作をする。
面倒がらずに、そのことを続ける行為こそを才能と締めくくっていました。

僕らは、一つの行為を持続させることは稀です。
飽きるということも、成長の過程と考えると、それもまた生き方の一つだと思います。

でも、続けないと到達できない地点というのも存在するので、なにげないことの連続でも、大きな実を結ぶことも多分にあるのも事実だと思う。

長く続けてこれたことを才能と呼び、その歩んできた足跡を努力という、そんな風に思うのだ。
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by masagorotabi | 2012-12-25 19:11 | 雑想 | Comments(0)

光明

テレビがない代わりにラジオはよく聞いているのですが、その中で相撲の話がありました。

入門する時に、好きな相撲界に率先して入る人と嫌々ながらに親方に連れられて入る人とでは、嫌々ながらに入った人の方が大成すると言っていました。
理由として、苦しみながらに光明を見いだして努力するからといったものでした。

プロ野球選手だった清原氏は、念願の巨人に入団した時に富士山に喩えていましたが、遠くで見る富士は奇麗だったが登ってみるとゴミだらけと後に語っていますが、印象と実際とでは大きな隔たりがあったのでしょう。

僕は好きな道で生活が成り立つというのは、とても素敵な生き方だと思いますが、嫌なことに目を向けるのではなく、苦労を買ってでもしろという古の教えの通りに生きないと光明は見いだせないのでしょう。

でも、苦労を押し付けられるよりも、苦労を買った方が良い買い物ができると思います。
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by masagorotabi | 2012-11-20 20:23 | 雑想 | Comments(0)

コーヒースプーンとカレースプーン

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里衣工房で作られたスプーンです。
鍛金といって、アルミ合金を叩いて作られたものです。
使う度に、愛着が湧くと思います。

たまたまゲーテに関する本を読んでいたのですが、ゲーテの言葉に「有用なものから本物を経て、美にいたれ」というのがあるそうです。
一緒に、ウイリアム・モリスという人が紹介されていて、その人の考えは、「有用と思わないもの、美しいと思わないものは家に置くべきではない」だそうです。
この方の思想は、社会の最大の課題は「美しい人間」を作ることだといいます。

このスプーンには、ここで作られたという刻印が記されています。
誰しも名前があるわけですが、その大切な名前をこうして刻むというのは、生まれてきた証ともいえるのではないでしょうか。

職業として、そのように就けなかったとしても、他人の心の中に自分の人の刻印あったなら、それもまた生きてきた証だと言えます。
ただ、自分で他人の心の中に勝手に刻印を押すことはできませんが・・
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by masagorotabi | 2012-09-26 20:50 | 雑想 | Comments(0)

協調と幸福

「賭博と国家と男と女」(竹内久美子著)を読み返していると前にも書きましたが、その中にアダム・スイスのことが記されています。

協調には利己心こそが重要であるとあり、このことが人間と社会とを幸福に導く唯一の道、とあります。

「え?」と思ってしまったのですが、自分の犠牲の上だけでは、社会も自らも幸せにはなれないということです。

(郡淘汰(郡選択)という言葉があるのですが、おおまかにいうと現在の社会のようなものだろうか。
あまり善い言葉として受けたられていません。
この中で、幸福を見いだすことは不可能なのかもしれない。)

「情けは人のためならず」という諺がありますが、偽善者的な言葉だなあと思っていたのですが、人に親切にすることは巡り巡って自分に返ってくる、という考え方の方が、周りも幸福になれるのかもしれません。
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by masagorotabi | 2012-06-30 21:45 | 雑想 | Comments(0)

本棚の整理

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本棚の整理をしていたら、老子に関する本が出てきました。
線が引いてある箇所がだいぶあり、いいことも書いてあるのですが、それが身に付いていないことに、なかばあきれます。

老子は「無知無欲」のすすめを説いていますが、それは「道」を修めることを優先しているからです。
知識が増えることをよしとせず、無為の立場にいれば万事が立派に成し遂げられると教えているわけです。

情報弱者という言葉とは、正反対の考え方ですね。
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by masagorotabi | 2012-06-04 20:23 | 雑想 | Comments(0)

レオカードを換金する

レオカードとは、西武鉄道で乗車券を買い求める時に使う、テレフォンカードのようなものです。
現在では使われておらず、カードがあれば換金をしてくれます。

手元に1000円分のレオカードがあったので、換金をしてもらおうと西武秩父駅に出向き、換金するには10日ほど待たなくてはならないと口頭で言われ、そうすることにしました。
一週間ほどで電話がかかってきて、明晩7時にうかがうことにすると相手に伝えました。

先日、お金を受け取りにいったのですが、どうも段取りがよろしくない。
受付にいた人は、人当たりの良い方だったのですが、奥で上司と話しているのか、なにやら不穏な雰囲気が漂ってきます。

ここの組織はうまくいっていないのか、それとも利益にならない客(?)には冷たいのか、不穏な正体とはそういった気配です。

世の中には、なんでもお金主義という人も数多くいます。
お金にならなければ、無視か粗雑な扱いをする、自分さえ良ければ傷つけることもいとわない人も少なくない。
ただ、やられた方は、たまったものじゃない。

経済、お金、こうしたことを軸に生活をしていると、精神が荒んでこないのだろうかと心配になります。
それよりも、時間という軸で考え、さわやかで心地よくて、そうした時間を共有することに意義があるという考えでもいいのではないかと思います。

もし、僕が西武鉄道の職員(奥にいた上司らしき人)に対して、間違った解釈、イメージを持ったのなら、1000円の菓子折りを持って、謝りに行く用意はあります。(笑)
自分が間違っているのであれば、誠意を持って謝る、それが時間という軸で生活するという僕の人生観であるからです。
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by masagorotabi | 2012-04-29 20:36 | 雑想 | Comments(0)

古本屋

「本の気つけ薬」(出久根達郎著)を読んだのですが、その中に古本屋開業の秘訣について書かれてあります。

本屋なので、いらっしゃいませという挨拶は必要なし、本を買い求めたお客に対してはありがとうございましたを言え、お愛想のひとつも自然にいえるようになること、などと書かれてあります。

簡単そうでも、それはなかなか出来ないことで、中には嫌な客もいる、そういったお客に対しても、常に明るく、気分よくさせることができたなら商売人として合格であろう、とあります。

著者の修業時代には、朝、ハタキをかける時に、三冊くらい手で持ってやるそうです。
持つ必要性はなくても、本を直に触るといいうことが、大事なこととも書かれてあります。

しかし、最近では、文学本というものは値下がりしているそうです。
理由としては、教養を高めるという人が少なくなったということ。

バブルが弾け、みなお金儲けのことしか考えなくなったから、と記されてありますが、「昔は良かった」という言葉も、まんざら嘘ではなく本当のことなのかもしれません。

現代は、夢や希望を持ちにくい時代といわれますが、バブル以降、お金、利権、こういったものが幅を利かせ、人が教養や知性を磨かなくなってしまい、既得権益を守ろうとしがみつき、多くの人が夢や希望を持つことを躊躇せざるをえない状況なのかもしれません。

話は変わりますが、僕は古いものが好きで、たまに古着屋さんのブログも覗いたりしています。
未だに古着というものは買ったことがないのですが、前にも書いたことがあるのですが、古いものには、その時代と現代との間に未来が介在しているから好きなのです。
未来は過去にもあった、そうに思っています。
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by masagorotabi | 2012-04-19 19:32 | 雑想 | Comments(0)

昨日は、熱っぽかったですが、風邪薬を飲もうか飲むまいかと悩んでいました。
出来るだけ薬は控えるようにしていますけど、これ以上体調が悪くなるのもいけないかなあと思ったのですが、結局飲みませんでした。

前回、プラシーボ効果という言葉を書きましたが、その意味は偽薬をホンモノの薬と思い込み、効果が出てしまうということです。
思い込みだけで、風邪が収まってしまうなんて、どんなに素敵なことなのでしょう。

ただし、この効果も第三者がいて、それも信頼のおける人物でなくてはならないのかもしれません。
一回や二回は、その効果を体感できるかもしれませんが、三回目以降は変に疑ってしまうことだってありえます。

嘘をつくということが、いかに難しいことなのかということかもしれません。

僕は、嘘は嘘と分かっている嘘でないとついてはいけないと思っています。
その理由としては、いずれバレるということと、嘘をついた負い目が自分自身を苦しめると思っているからです。

嘘から出た真、なんてこともありますが、それは潜在意識の中で、真実を追究しているからでしょう。

どんな素敵な嘘をつこうかな・・
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by masagorotabi | 2012-03-15 20:14 | 雑想 | Comments(0)

遺跡

遺跡発見!などと聞くと、どこかわくわくしてしまうのですが、古の生活を知るということは、未来の切符を手にする、そんな気分にすらなります。

ですが、原発で発生した死の灰を未来の人たちが遺跡だと思い掘り起こしたら、100万年経たないと無害化しない代物だった・・・
こんなことが現実におこったら、未来の人たちは現世代の人たちのことをどのように思うだろうか。
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by masagorotabi | 2012-02-25 20:05 | 雑想 | Comments(0)

裏返す

裏表のある人間というと、悪いイメージですが、その裏をかいてみようと思います。

人間というのは、自分を大きく見せたり良く見せようとしますが、そんなことをしているから、裏表がはっきりとしてくるのだろう。

昔から、能ある鷹は爪を隠す、と言われますが、その人の裏を見た時に、磨かれた爪だったらいいわけです。

僕らは、日々の生活の中で裏返すという行為をあまりやりません。
だから、隣の芝生は青かったり、他人を羨んだり、妬ましく思えたりします。
(それほど、他人というのは、多くの場合、美しくはないけどなあ)

自らの裏は、能ある鷹は爪を隠す、であって欲しいと思います。
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by masagorotabi | 2012-01-10 20:55 | 雑想 | Comments(0)