カテゴリ:映画( 20 )

刑務所の食事

「刑務所の中」(崔洋一監督作品)という、10年以上前に作られた映画があります。
食べるシーンが多く、幸福感を持って食べているのがわかります。
大多数の日本人なら、それほど特別な食べ物ではないと思うはずです。

幸福というものがあるのなら、こういうことかもしれないなあと思ったのですが、つい現実の飽食の中に埋没してしまう自分がいます。

「破獄」(吉村昭著)を読むと、戦中戦後の刑務所の様子が分かります。
1日6合の麦とコメを与えられていたとありましたが、刑務所の食事というのは恵まれていたのだなと思いました。(刑務官よりも恵まれていたという。理由として、不満があって暴動が起こらないようにだったかな)
ただ、野菜不足のため栄養失調で亡くなる人もいたそうですが・・
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by masagorotabi | 2014-02-25 22:17 | 映画 | Comments(0)

映画「飢餓海峡」を観る

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映画から見るか小説から見るかと問われたならば、長編小説の場合は映画から見るべきだなあと思ったのでした。
なぜなら、細部の記述は小説の方が、必然的に多く語れているようになるからです。

映画ならでは表現もあるのですが、小説から読むと、3時間ほどの映画でも物足りない部分も感じてしまいます。
映画もすばらしいのですが、映画から先に見た方が、より感動をしたと思います。

しかし、小説「飢餓海峡」も重要な伏線が未回収だったりと(僕にはそうに見えた)、もやもやした部分があったので、互角であったと思おう。
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by masagorotabi | 2013-02-20 20:35 | 映画 | Comments(0)

いまを生きる

「いまを生きる」(ロビン・ウイリアムス主演)を久しぶりに見ました。(ネタバレあり)
教師ものですが、時代背景は1960年くらいだと思いますが、今の時代と照らし合わせても訴えかけてくるものがあります。

保守的な学校の中で、ロビンウイリアムス演じるキーティング先生は異端を発します。
生徒たちは、しだいに自由であることに感心を寄せます。

そして、父親に追いこまれて一人の生徒が自殺してしまうのですが、父親はそれを学校のせいにし、学校もまたキーティング先生のせいにして、学校を追われてしまいます。

世間というものは、いとも簡単に他人のせいにして追い込みます。
キーティング先生は、革命者であり、世間というものに風穴を空けたかっただけかもしれないのに・・

ラストの生徒たちの反乱は、革命の表れであって、生徒自身もそのことに気づいていないのかもしれない。
でも、年月が経ち振り返った時に、今の幸せがあるのは、あの出来事があったからだと思えるに違いない。
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by masagorotabi | 2012-01-15 19:41 | 映画 | Comments(0)

南極物語

映画「南極物語」を見ました。
臨場感はさすがだなと思いましたし、最後にタロとジロが姿を現した時には胸が熱くなりました。

高倉健さんの台詞に「犬たちは仲間でした」というのがありましたが、現代の日本でも仲間、家族と思う人が大多数だと思います。

冒険家植村直己さんの本にイヌイットのことが書かれてあります。
イヌイットの人たちにとって犬は家畜であり、働かなくなった犬は彼らたちに食べられてしまいます。
それがイヌイットたちの「ふつう」の感覚です。

クジラの件で、日本は世界から叩かれますが、日本ではクジラは家畜感覚で見ているのだと思います。
「クジラを殺して悲しくないですか」という感覚は、クジラをペットとして見ているのだと思います。

どちらが正しい正しくないというのではなく、世の中には自分たちとは違う感覚で暮らす人たちがいるということも理解しなければと思うのです。
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by masagorotabi | 2011-12-13 21:34 | 映画 | Comments(0)

アーミッシュ

今日と明日は計画停電は回避されました。

数日前の夜に計画停電になった時に、ハリソン・フォード主演の「刑事ジョン・ブック」をパソコンで見ました。
アーミッシュ(wiki)という村が出てくるのですが、文明社会とかけ離れた生活は、便利ではないかもしれないけれど、人間としての光明をみるような気もします。

自給自足で移動は馬車、ひとたび文明社会に足を踏み入れると、差別される側になってしまいます。
でもそこには、皆で家を建てたり作物を育てたり、まぶしいくらいの営みを感じます。

しかし、読書をしてはいけないという規律があるため、僕などはすぐに追放されてしまうだろう。
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by masagorotabi | 2011-03-20 20:38 | 映画 | Comments(0)

「許されざる者」を見る

クリント・イーストフッド監督、主演の「許されざる者」を見ました。
今更ながらという作品ですが、初めて見ました。

元極悪非道の主人公が、賞金稼ぎに出ます。
昔の仲間と連れ立って賞金相手を殺し、賞金を手にしますが、仲間が殺されてしまいます。
ここから復讐劇が始まります。

元極悪非道という設定が面白いですね。
結婚もして二人の子供ももうけますが、妻は3年前に亡くなくなっています。

人を殺すということはどういうことなのか、弱い者がないがしろにされるということはどういうことなのか、復讐とは、そんなことを考えされられました。

時には人は「許されざる者」が必要なのかもしれません。
日本では、その役割は「おそれ」という妖怪や化け物が担ってきたように思います。

人が物質社会で養ってきたものは、銃という殺人兵器だったのかもしれません。
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by masagorotabi | 2011-03-02 19:36 | 映画 | Comments(0)

基本的に「告白」を見る

映画「告白」を見ました。

幼い娘を教え子に殺された女教師の復讐劇ですが、これでもかと言わんばかりの行為に痛快な気分さえ感じることが出来ました。
実生活では出来っこない復讐をこれだけ鮮やかに描いたのは、「モンテ・クリスト伯」ぐらいでしょうか。

自らの行為に嗚咽するシーンがありますが、その後、スッと立ち上がって「ばっかばかしい」とつぶやく場面が印象的で、ラストの台詞も、理不尽に我が子を殺された怨念を感じずにはいられません。

僕は、死刑制度は基本的に反対ですが、基本的にという部分をのぞけば、この女教師の心情は理解できます。
人はズルクて嘘をつく、復讐というものだけが真実をついているような気もします。
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by masagorotabi | 2011-02-23 22:15 | 映画 | Comments(2)

「青い鳥」を見て

重松清原作映画「青い鳥」を見ました。
原作は読んでいますが、村内先生役が阿部寛さんでイメージ的にちょっと違うかなと思いましたが、すんなりと物語の中へ入ることができました。

自殺未遂をした生徒が転校をしたあとのクラスに、代理教員として村内先生が勤めます。
先生には吃音という障害(?)あり、過去の出来事によって深い傷も抱えています。

他者をいじめたり踏みにじるということはどういうことなのか、それは忘れて一から出直すことではなく、そのことを背負い責任を持って生きることだと諭します。

先生の澄んだ清々しい目の向こうには、かつての教え子の不運があるのだろう。(作品には詳しくは描かれていない)
先生もまた責任を持って生きているのであろう。

僕はいじめというのは、殺人的行為だと思っていますが、被害者は一生深い傷を負い忘れず、加害者はそれを責任として背負って生きていかなくてはならない。
どちらにしたって、これほどの不幸なことはない。
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by masagorotabi | 2011-02-16 22:04 | 映画 | Comments(0)

シアワセ度計

映画「南極料理人」を見ました。

閉塞した空間にいると、料理が最大の愉しみになるのだなあと思いました。
人間関係を穏やかなものにしてくれるのも、料理なのかもしれません。
ただ、食べ過ぎには注意しなくてはいけませんが・・・

僕のダイエット方法というのは、というよりもダイエットは必要ないので、同体重を維持するだけなのですが、毎日、体重計に乗ることです。
武豊騎手も語られていましたが、これはよいです。

食べる量は減るのですが、減らした分は、食べることよりも少しだけ大切なものを見つけることかな。

体重計と共に、シアワセの量を示す「シアワセ度計」があれば、人はもっと幸せを実感できるのになあ。
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by masagorotabi | 2011-02-02 22:10 | 映画 | Comments(0)

海の色

「幻の光」という映画を見ました。
15年ほど前の作品ですが、その映像を見るとどこか懐かしい気持ちになります。

子供が生まれた夫婦の男性の方が自殺をしてしまいます。
その後、能登の子連れの男性と見合いをして結婚をします。

なぜ自殺をしてしまったのかという答えは用意されていません。
そのことを引きずる女性と能登の風景が映し出され紡ぐ物語です。

能登へは、自転車、オートバイで旅行をしたことがあります。
この物語の映像が、旅行での風景と重なり、涙腺をいじめてきます。

よくも悪くも日本人的な映画だなあと思います。
こういった風情をいつまでも残して欲しいとさえ思いました。

北野武監督の「あの夏、いちばん静かな海。」という映画も見たことがありますが、どちらも「死」というものがモチーフになっていますが、海の色が対照的です。

日本海、太平洋、どちらの海も好きですが、人の感情も色々とあるように海の色と同化したいなと思う時があります。
そんな意味で「幻の光」「あの夏、いちばん静かな海。」は、どちらも秀作です。
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by masagorotabi | 2011-01-19 19:22 | 映画 | Comments(0)