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坂田安吾氏

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『よく仕事は大変だ、生きるのは甘くないと能書きを垂れる人がありますな。
 そういったセリフは、善良な人が口にする言葉であって、下品な人が口にする言葉ではない。
 我々が陥りやすい過ちというのは、一見、理にかなっている言葉の暴力性に気づくことなく、自分自身を追い込んでしまうことだ。』
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by masagorotabi | 2012-11-30 20:24 | 落描き | Comments(0)

日本人は何を捨ててきたか

「日本人は何を捨ててきたか(思想家・鶴見俊輔の肉声)」 鶴見俊輔、夏川夏央著を読む

「樽」「個人」という言葉がキーワードになっています。

明治維新までは、日本人は「個人」として生活してきて、それ以降は「樽」を作ってその中で暮らしているといいます。

「個人」があった場合には、傑出した人物が出現したりしますが、よくできた「樽」が出来たとたん「個人」は封殺され、「檻」の中で暮らします。

この本で書かれている一番病(東大が一番とか)、名刺病(肩書き)が好きな日本人は、立派な熟成されえた「樽」の申し子みたいなもので、そこには「個人」がなかったりします。

いかに「個人」の力を発揮するか、そのキーワードとして「ただの人」というのが出てくるのだけど、「ただの人」でいるのは難しい。

この本にも時々出てくる藤沢周平は、「ただの人」を書き続けたと思うし、小津安二郎も「ただの人」を映像として描き続けたと思う。
本当に立派なのは、そういった人たちだと、僕はこの本を読んで理解しました。
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by masagorotabi | 2012-11-29 21:18 | 読書日記 | Comments(0)

まんが道

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クレイジーキャットの桜井センリさんが亡くなわれたという記事を読んでいたら、「まんが道」というドラマを思い出しました。

実はこのドラマのDVDを持っていまして、氏は本屋の主人という役柄で出演されていました。
「まんが道」という漫画を今更説明するまでもないですが、主人公二人の漫画に賭ける情熱が描かれています。

今、こうした情熱を持っている人たちは、どれだけいるのだろう。
久しぶりにDVDを見てみようか・・

似顔絵のつもりですが、全く似てませんね。
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by masagorotabi | 2012-11-26 19:56 | 落描き | Comments(0)

長距離走者の孤独

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野呂邦暢の随筆を読んでいたら、この本のことが書かれていて、突如読みたくなり本屋3軒をはしごをしましたが売っておらず、図書館で借りてきました。

実は、この本は過去に読んでいて本も持っていたのですが処分してしまいました。
その頃は読んでもさほど感動はしなかったのだろうけど、今回は色々と考えさせられました。

主人公は社会的弱者なのですが、こうした人間でしか持つことが出来ない反骨精神は、現代の日本にも通じるものがあるのかもしれません。
弱いものは虐めるが反逆はしない、そんな人間にこそ読んでもらいたい本であるなと思いました。
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by masagorotabi | 2012-11-24 21:21 | 読書日記 | Comments(0)

岡木太郎氏

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『人というものは、同性よりも異性に対して厳しい評価をするそうです。
 異質なものに対して手厳しいのなら、自分の中に異質なものを作り出せばいい。
 そすれば自分に厳しい人間になれます。
 手前味噌もいいが、そうした異質なものを作り出せば、向上心を持つことができます』

岡本太郎氏は、自分の中に毒を持て、という言葉を残していたと思いますが、的を射た言葉だなあと今更ながら思うのでした。
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by masagorotabi | 2012-11-21 20:31 | 落描き | Comments(0)

光明

テレビがない代わりにラジオはよく聞いているのですが、その中で相撲の話がありました。

入門する時に、好きな相撲界に率先して入る人と嫌々ながらに親方に連れられて入る人とでは、嫌々ながらに入った人の方が大成すると言っていました。
理由として、苦しみながらに光明を見いだして努力するからといったものでした。

プロ野球選手だった清原氏は、念願の巨人に入団した時に富士山に喩えていましたが、遠くで見る富士は奇麗だったが登ってみるとゴミだらけと後に語っていますが、印象と実際とでは大きな隔たりがあったのでしょう。

僕は好きな道で生活が成り立つというのは、とても素敵な生き方だと思いますが、嫌なことに目を向けるのではなく、苦労を買ってでもしろという古の教えの通りに生きないと光明は見いだせないのでしょう。

でも、苦労を押し付けられるよりも、苦労を買った方が良い買い物ができると思います。
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by masagorotabi | 2012-11-20 20:23 | 雑想 | Comments(0)

ボールペン2

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ホームセンターに寄った時に、ボールペンが置いてあったので買い求めました。
今回はo.7mmの黒、太いだけあって書きやすい代物でした。
今までは書きにくいボールペンを使っていたので、ちょいと感動ものです。

昨今は、自分で字を書くという機会は減っているのだろうけど、僕は雑記帳などに書いたりしています。

以前、作詞家の阿久悠氏のテレビ番組(たしかNHKだっただろうか)で、毎日、日記を書く様子が映されていました。
マーカーなどを使って、色鮮やかに書かれてあったのが印象的でした。

日記帳というより、アイデア帳といった方がいいのだろうけど、日々なにげなく過ごしていても、そのなにげなさから彩られる時間というものが、そのカラフルな日記帳からかいま見られます。

ペンは使ってナンボ。
書き倒して日常を鮮明にしていこう。
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by masagorotabi | 2012-11-13 19:51 | 日記 | Comments(2)

歩きの中で思うこと

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よく歩く道の横断歩道で「事故を見かけ人がいたら通報を」といった看板に、花束が掲げられていました。
ここで交通事故が起きて、被害者が亡くなわれたことが察知できます。

交通強者、弱者という言葉がありますが、歩行者というのは虐められる存在なのだなあと思うことがよくあります。
強者は自分たちが優位であること、だから弱者を邪魔者、あるいは見えない者として映るのだろうなと、そんな風に考えます。

自転車のナンバープレート制をといった論議がされていますが、そもそも暴走自転車は歩行者に対する苛めだと思っています。
弱いものがさらに弱いものを虐める、そんな図式です。
だから、自転車と歩行者の問題ではなく、全ての人に当てはまるものだと思います。

愚民が問題を起こせば、愚為政者は制度を作りそれを守らせようとする。
法律とは、そんな生まれ方をするのだろうけど、それは「パンドラの箱」を開けるようなものだと自覚しないといけないのかもしれない。

それにしても楽しそうに生きている人って、意外に少ない。
僕は、楽しそうにしている人しか絵には描かない、なぜってそこからしか物語は生まれないから・・
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by masagorotabi | 2012-11-10 21:07 | 落描き | Comments(0)

野呂邦暢

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この人の随筆はやはり面白い。
こころにじんわりと入ってくるようで心地よい。

みすず書房からは3冊の本が出版されていますが、それ以外は古本か図書館でしか読むことができません。
野呂邦暢(のろくにのぶ)と聞いても、知らないと答える人が多いのだろうなあ。

丁寧に読んでいこうと思います。
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by masagorotabi | 2012-11-06 20:41 | 読書日記 | Comments(0)

スープスプーンとフォーク

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スープスプーンは「sunao」、フォークは「equbo.」という商品名です。
どちらも新潟県三条市で作られたものですが、お値段はホームセンターで売られているものの3倍くらいでしょうか。

前にアルミ製のカレースプーンを紹介しましたが、そちらは職人の手作りの美しさを感じますが、こちらは機械的な美しさを感じます。

食事をするのが愉しくなる、そんな逸品です。
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by masagorotabi | 2012-11-05 20:09 | 日記 | Comments(0)