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昨日の話の続きになりますが、河合隼雄氏の本の中に、田辺聖子さんの逸話が載っていました。

田辺さんが思春期の頃、どうしても万引きをしたくなる気分になったそうです。
お金があるとき程、そのような気分になり、お店にさえも行きたくなくなったそうです。

友だちに自分の作った物語を話すようになり、自然に万引きをしたくなる気分は解消されたそうですが、なんでも吸収したいというそういったことが、万引きに走らせたのではないかとあります。

思春期には色んな心の動揺があり、そうした時期を皆味わって来ているのに関わらず、健康な人程、そういったことを忘れてしまうそうです。
田辺さんのような小説家という感受性を持った人だからこそ、そういった出来事を覚えていたのではと著者は記していますが、万引きという行為を引き起こす原因が、こういったケースもあるということは、悪いことではあるけど、なるほどなと思わせます。

僕は、色んなスタイルの旅行をしてきましたが、それは吸収したい、栄養にしたいという、そんな動機かもしれないと、再認識をさせてもらいました。
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by masagorotabi | 2014-03-30 22:11 | 日記 | Comments(0)

古本

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古本屋で、買って来ました。
値段も安く、手軽に買えるという点では、良いですね。

「サブリミナル・マインド」
無意識の中で、何かに影響されているということはよくある訳ですが、無意識ゆえにそれを自分で認識することはなかったりします。
無意識とは、いったいなんだろうと考えてしまう訳ですが、無意識であるがゆえに、他人を傷つけてしまい、それに気づかずにいるということもあるのだろう。
出来るかぎり、無意識の存在を知り、自分自身を騙すという手口もアリなのかなと思ったりします。

「こどもの宇宙」
著者の本で「いじめと不登校」という本を再読中ですが、表題の話題は後半の対談集に収められていて、前半は「生きる力と学ぶ力」という題目の講演を文字化したものです。
生きる上での指針みたいなものが書かれていて、たとえばモノが増えて豊かになることは良いことで、問題なのは待つ楽しみが損なわれ、それによって有り難みが感じることができなくなってしまったと問うています。
その埋め合わせとして工夫というものが必要になってくるわけですが、その機能が現代社会では上手くいっていないといった内容が書かれてあります。

最近では「断捨離」という言葉をよく聞きますが、この言葉もひとつの「工夫」であって、自身の生活を見直す人たちも増えてきたのかもしれませんね。
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by masagorotabi | 2014-03-29 20:28 | 読書日記 | Comments(0)

届かない手紙

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昔から手紙が届かないことが多くてね・・
写真のような状態で届いたこともありますし、たまらず電話をかけましたよ。
宅配便やクロネコメールは、確実に届くのですが・・
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by masagorotabi | 2014-03-27 21:42 | 日記 | Comments(0)

スナップボタン

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レザークラフトの真似事をする前は、スナップボタンとホックの違いすら分かりませんでした。
(よく見ると一目瞭然なのですが・・)

スナップボタンを買って取り付けた時に、開閉がどうも堅い、さてどうしたものかと考えた末に、写真のような工具を使い、何カ所かに穴を押し開くようにしたところ、柔らかくなりました。

もちろん自己責任ですが、色々と試してみるのも面白いものです。
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by masagorotabi | 2014-03-26 22:18 | レザークラフト | Comments(0)

ひろいもの

「ひろいもの」(山本甲士著)を読む

ひろいものをすることによって、人生が変わって行く人たちの短編集です。

何かのきっかけで、扉が開いていうということは、ままあるのかもしれません。
先日、黒澤明監督の動画を見たのですが、その時に「永遠の愛」とはないものですか?という質問に対して、つまらないなと思っても一生懸命にしていると面白くなるもんなんですと、応えていたのが印象的で、この本を読んでいたら、そのことを思い出しました。

自分の今までの経験で、このモノとは出会うことがないけれど、ひょんなことから「ひろいもの」をして、それがきっかけで人生が切り開けていく。
一生懸命に生きるというきっかけが、生まれたということなのだろう。

人との出会い、モノとの出会い、経験としてそういうものが大事だと誰もが心に秘めているけれど、それを否定するか肯定するかで、我々の生活も変わっていくのだろう。
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by masagorotabi | 2014-03-25 20:42 | 読書日記 | Comments(0)

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冬期オリンピックが終わりましたが、今回も殆ど見ることはありませんでした。
(ユーチューブでチラッと見ただけ)
ああした舞台に出場するだけでも、凄いなあと感動するのみです。

そういえばブログのアクセス数も、2年近く知ることはありません。
自分の生活が第一なので、どうでもよいことと思っているからかな。

無関心ということではないので、これからもゆっくりと生活しよう。
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by masagorotabi | 2014-03-24 21:07 | 日記 | Comments(0)

小銭入れ

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使っていた財布が使い勝手が良かったので、同じようなものをと思い作ってみました。
(参考にした商品は、http://item.rakuten.co.jp/shugale/333118/です。)

A4のヌメ革で、丁度良い大きさのものが作れました。
持ちやすく、お金も出しやすいですが、少々かさばります。

経年変化を楽しめる革ですが、3年程使えればいいと思っています。
理由は、変化を楽しめるのは3年程、作る愉しみもあるので、その辺りが妥当かと・・

バラして、穴の位置などを型紙に記せば、次回に作る時には簡単に作れます。
今回は、諸経費1100円程でしたが、次は栃木レザーで作ってみたいと思っています。
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by masagorotabi | 2014-03-22 19:51 | レザークラフト | Comments(0)

野火

「野火」(大岡昇平著)を読む

第二次世界大戦時、比島での出来事が書かれてあります。

著者の体験談を元にした小説だと思いますが、仲間の死体の人肉を食べようとする場面があり、思わず食べるな!と心の中で叫んでしまいます。
人肉を食べるというと、映画「ひかりごけ」を思い出します。(たしか原作は武田泰淳だと思います)
極限の世界では、何が起こっても不思議ではないということなのかもしれません。

世の中は奇麗ごとでは収まらないというのを、戦争を通じて感じることができます。
たまにはこういった小説を読んで、そんなことを思うことも大事なことかもしれません。
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by masagorotabi | 2014-03-19 20:33 | 読書日記 | Comments(0)

百円ライターのカバーと型紙

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あまりいい出来ではないですが、むき出しよりはマシかと・・
本当は、一枚革で作りたかったのですが、革の余りがなかったので、こんなデザインになりました。
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3層になっている小銭入れですが、これが使いやすいデザインでしたので、自分で作ることにしました。
新聞紙で型紙を作りましたが、あとで模造紙にきちんとしたものを作る予定です。
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by masagorotabi | 2014-03-18 19:55 | レザークラフト | Comments(0)

客観と主観

寺田寅彦の「珈琲哲学序説」という随筆を、寝床で読んでいました。

最初に牛乳の話が書かれていて、昔は薬用品として飲まれていたように思える、と書かれてあります。
日本人が牛乳がを飲み出したのは、やはり明治維新後だろうか?

それまで獣の乳は飲まれてこなかったように思われるのですが、薬用品として飲まれていたという感覚は面白いですね。
砂糖も昔は薬局で売られていたといいますが、白いものが薬と思われるのは、白いものに何かを感じているからなのだろうか。(当時、砂糖は白いかは知りませんが)

「宗教は往々人を酩酊させ官能と理性を麻痺させる点で酒に似ている。
そうして、珈琲の効果は官能を敏感にして洞察と認識を透明にする点でいくらか哲学に似ているとも考えられる。
酒や宗教で人を殺すものは多いが珈琲や哲学に酔うて犯罪を敢てするものは稀である。
前者は信仰的主観的であるが、後者は懐疑的客観的だからかも知れない。」(本文より)

こうした認識は、必要なのかもしれないなあ。
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by masagorotabi | 2014-03-16 20:58 | 読書日記 | Comments(0)