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お金を使わずに生きること

「ぼくはお金を使わずに生きることにした」(マーク・ボイル著)を読む

1年間を全くお金を使わずに生きることを選択した生き様が記されています。

住居は、譲り受けたトレーラーハウスを使い、移動は徒歩、自転車、ヒッチハイクを、インターネットは図書館で無料のものを使います。
(ヒッチハイクで乗せてくれる人は、魅力的な人が多いそうです。立場はフィフティフィフティで、お互いが有益な時間が過ごせるとのこと)

冬でのお風呂は1週間に一度、石けんは使わず、それでも臭くないのは肉、乳製品を食べないからだそうです。
(体質も変わり、皮脂も多くを出さないようにもなると思う)

ただ、訳者のあとがきにも書かれてあるように、著者は世捨て人ではなく、地域のコミュニティーを大切に暮すことを前提にしています。

モノに頼らず、お金に振り回されない自由を手に入れた著者は、1年間を終え今どのように暮しているか興味が湧きますが、断食ならぬ断貨幣で過ごした年月は肉体も精神も無駄な欲望を奇麗に洗い流したに違いない。
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by masagorotabi | 2015-06-27 20:09 | 読書日記 | Comments(0)

落書き

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気分が落ち込んでいる時は、無理して明るい歌を聴くよりも暗い歌を聴いた方がいい、といった内容のことをあるミュージシャンが言っていました。

共感ということでしょうか、私もその方が立ち直りが早いような気もします。
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by masagorotabi | 2015-06-25 19:58 | 落描き | Comments(0)

STAP

「捏造の科学者(STAP細胞事件)」(須田桃子著)を読む

STAP細胞のことは、それほど興味はありませんでした。(正確には、よってたかってバッシングされることには興味がなかったということでしょうが)

ラジオでちらっと聞く程度でしたが、こうして事件の概要を本で知ってみると、それほど大騒ぎする出来事だったのかなあというのが印象です。
身内にとっては大事件なのかもしれませんが、一般人にとってはどうでもよいことではなかったのかという感じです。

小保方さんに関しては、ユニークな切り口でプレゼンも上手く、上司たちに寵愛される魅力的な方という印象です。
その反面、女性からは印象が悪いのかもしれませんが・・

一番気にして読んだのは、小保方さんには悪意があったのかどうかです。
悪意というものがなけれは、そこには勘違い、間違いというものが誤解を生み、それが積み重なってあらぬ方向へと物事が進んでしまい、不幸な出来事という結末になってしまったということでしょうか・・

こんな時にドンマイですませるような日本社会の方が、風通しがよくていいかなと思うが・・
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by masagorotabi | 2015-06-24 20:40 | 読書日記 | Comments(0)

地震災害

ナショジオ誌を読み返しています。
2004年5月号には、少しだけ明治三陸津波のことが載っていました。

1896年に起きた津波ですが、死者数は2万人以上、津波の大きさは3.11とほぼ同じくらいです。
リアス式海岸で入り組んでいるため、波が高くなるといわれます。

この記事によると、政府の地震調査委員会は2020年までに80%の確率で宮城県沖地震が起きると予測しています。
96年以降、津波が減って警報が出されることが少なくなり、住民の防災意識の低下が懸念されているとありますが、釜石の奇跡と呼ばれているように、防災意識のしっかりとした学校もありました。
そういうことは、日本で暮しているかぎり必要かなとも思います。

釜石といえば、自転車で行ったことがあり、海岸のキャンプ場で一泊して遠野へと向かったことを思い出します。
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by masagorotabi | 2015-06-23 19:42 | 日記 | Comments(0)

蛇口

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本を読むのは楽じゃない。
蛇口を付けて、エキスだけでも取り出して、ゆっくりと味わいたいと思う時もある。
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by masagorotabi | 2015-06-22 20:06 | 落描き | Comments(0)

落書き

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久しぶりにアメリカ映画「遠い空の向こうに」を見る。

炭坑に暮す高校生たちが、ロケットを飛ばすという夢のある実話を基にしたお話。
情熱を形あるものにすることが、人生にとってそれだけ意義のあることなのかを考えさせられる。
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by masagorotabi | 2015-06-20 21:36 | 落描き | Comments(0)

敬語

「ちゃんと話すための敬語の本」(橋本治著)を読む

敬語の成り立ちやら、分かりやすく書かれた本です。

敬語って、まあむずかしいのですが、それはいつも人をランク分けしなくてはいけないということで、身分時代の残像ともいいうべきか、人との関係を円滑にするものなのか、そんなことをいつも考えながら生活するのも、、面倒だなと思えてしまいます。

尊敬できない人にも、敬語を使わなくてはならない時もあるし、ランク分けするということは、自分がどういった立場なのかも認識しておかないといけないということです。

それによって、ランク下と思われている人間に見下されたり軽く見られたりすることがなによりも苦痛で、ということが起こりうります。
そうなれば、自分よりも下の人間を作ってしまうこともあるわけで、敬語の弊害ということも考えておかないといけないのだなあと私は思ってしまうのです。

このブログを書く時には、「ですます調」で記しています。これも敬語(丁寧語)ですが、著者は「自分の人生をメチャクチャにしないためにも、『丁寧の敬語は使う必要はある』と思って下さい」と結んでいます。
やっぱり敬語はむずかしい。
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by masagorotabi | 2015-06-19 20:30 | 読書日記 | Comments(0)

「和の思想(異質のものを共存させる力)」(長谷川櫂著)を読む

谷崎潤一郎は『陰翳礼讃』の中で日本に陰翳を重んじる文化が発達したのは日本人の黄色い肌を隠すためだったという奇妙な論を展開しているが、ほんとうはこの国の蒸し暑さを隠すためだった。(p129)」(本文より)

吉田兼好の「徒然草」を引き合いに出していますが、兼好法師は家を建てるなら夏をむねとすべしと記しています。
暑苦しいモノたちの集まり、暑苦しいおしゃべり、そういったものもたしなめています。

日本人らしさを考える時、著者は副題にもあるように異質なものを共存させる力だと説きます。

「こだわる」という言葉は古来は、それほど良い言葉として扱われなかったといいます。
成り行きに任せることの方を重んじられたといいます。
完璧に整えたりする自体がわずらわしく暑苦しい思いをさせるからである。(p135)」(本文より)

自然災害が多かったというのもあるかもしれませんが、このへんは明らかに欧米という異質な文化があるような気がします。
この本にも書かれてありますが、日本は「間」を大切にしますし、欧米のようなイエスノーの国ではなく、イエスとノーの間を大切にし、そのどちらおも尊重する文化なのだろう。

欧米に劣等感を持つのではなく、日本人としても誇りを大切にしたいと思いました。
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by masagorotabi | 2015-06-18 20:03 | 読書日記 | Comments(0)

風の盆恋歌

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高橋治氏が亡くなわれたと記事を読みました。

写真の中の本は、本棚から出してみました。
著者の恋愛ものは、何冊か読んでいますが、男女の機微が美しく描かれていたなあという印象が強く残っています。

少しずつ読んでいこうと思います。
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by masagorotabi | 2015-06-17 20:45 | 日記 | Comments(0)

「顔を忘れるフツーの人、瞬時に覚える一流の人」(山口真美著)を読む

顔でないものに顔を見ることをシュクラシュラ現象、精神医学用語ではパレイドリアと呼ばれているそうです。
赤ちゃんはすばやく顔を学習することができ、誰もいないのにニコニコしている様子は、どこかに顔を認識しているからだそうです。

エサをもらおうとしているサルを観察すると、唇を突き出し口をパクパクする表情をするそうです。
これは友好的な行為で、微笑の起源とされるそうです。
微笑とは、劣位の個体が上位の個体に挨拶をするのが起源だそうです。

日本を含む東アジアでは、あがり症の人が多いという。
これはセロトニン・トランスポーターの量が少なく、欧米では逆に多いそうです。
社会的逸脱に対する不安が多く、逆に協調性というものに重きを置く。
こうしたことが、日本の文化を形成したのではないかと著者は説く。

昨今は、他人の視線を避ける人が多いですが(それでいて神経過敏に他人の視線が気になる)、顔というのは面白い。
私自身は、好んで人の顔を描くには好きですが、美男美女というんは造形が同じで面白みがない。
人生経験を積んで、深みのある顔というのが好きなのだ。
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by masagorotabi | 2015-06-16 19:29 | 読書日記 | Comments(0)