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戦場カメラマン沢田教一の眼

「戦場カメラマン沢田教一の眼」を読む

沢田教一といえば、ベトナム戦争の写真でピュリツアー賞を受賞したといった知識しかありませんでした。
多くの戦争の写真と故郷青森の写真があり、巻末に文章で沢田教一のことが綴られています。

「安全への逃避」でピュリツアー賞を受賞しましたが、それには後日談があり、写真に写った家族に賞金の一部を贈ったということです。

2013年に共同通信の編集委員がその家族アンを訪ねたそうです。
川を渡り終えた時に、乳飲み子の下の妹の眼を直ぐに拭き、怖い印象のあった軍服姿だったけど沢田だけは優しい印象を残します。
今でも仏壇には沢田の遺影が置かれているそうです。

今も戦争はなくらない。
でも、誰かがその現実を伝えなければならない、それが戦場カメラマンという職業なのであろう。(沢田は戦場カメラマンと言われるのを嫌っていたそうですが)

戦場カメラマンは詩人であると言う人もいるそうですが、一枚の写真の中に多くのものを詰め込む作業といえば詩人という言い方が的を射ているのかもしれません。
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by masagorotabi | 2016-01-29 20:35 | 読書日記 | Comments(0)

小銭入れの手入れ

構造が簡単なので分解をして、消しゴム、ブラシを使って奇麗にしてみました。
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あまり変わっていないような感じですが、まあ良しとします。
表面もオイルを塗りました。
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3層なので使いやすい小銭入れです。
汚れは主に十円玉1円玉の錆だと思われます。
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by masagorotabi | 2016-01-26 19:08 | レザークラフト | Comments(0)

小説を読む

最近読んだ本です。
「あともう少し、もう少し」(瀬尾まいこ著)
「つばさものがたり」    (雫井修介著)
「禁断の魔術」       (東野圭吾著)

もらいものの本ですが、小説を読む機会は減ったので愉しい時間を過ごすことができました。
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by masagorotabi | 2016-01-25 20:20 | 読書日記 | Comments(0)

大雪の影響

宅配便の品物が2、3日遅れました。
最初の予報では、みぞれから雨のだったので注文してしまいましたが、急ぐものではなかったので後でもよかったかな。

高校時代に新聞配達をしていたことがありましたが、大雪の時は学校を終えてから配らないといけなくなりましたが、遅いといったクレームはありませんでした。

便利になればなるほど遅いということに敏感になり、人を苛立たせることになるのであろう。
人が幼児化しているとも思えますが、そんな人には一所懸命さや情熱を持ち合わせることはできないと思う。

便利とは、実は厄介なものだと思う昨今なのでありました。
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by masagorotabi | 2016-01-23 16:55 | 日記 | Comments(0)

バネじぃ

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「わしだって元気のない日もある。
 そんな時には、これでゼンマイを回すのじゃ」
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by masagorotabi | 2016-01-17 19:07 | 落描き | Comments(0)

戦後腹ぺこ時代のシャッター音(岩波写真文庫再発見)

「戦後腹ぺこ時代のシャッター音(岩波写真文庫再発見)」(赤瀬川原平著)を読む

昔の素朴さが良かったとは書かれていますが、それは「昔は良かった」という意味ではなく、温故知新という諺の範疇に属する表現だと思えます。

温故知新という尺度で物事を考えると、昔の良さがにじみ出てくるもので、便利さが無機質なものとなってしまいがちな現代の生活にも活かせそうな気がします。

著者はというと、路上観察学トマソンがまず頭に浮かびますが、無意味なものに価値を置くという姿勢は、この本の文章の中にいかんなく発揮されていて、それが心地よさを感じさせてくれます。

素朴だった時代より、神経質で理屈ぽくなった現代を幼稚になった表現されている文章もありますが、素朴という言葉の意味を今一度考えてみようと思わせてくれます。

戦争直後まで日本は蚤で湧いていたと思いますが、それ以降の日本は小奇麗になり蚤の市という言葉もそもうい無くなるのであろうか。

蚤といえば、戦争中に明日死ぬかもしれぬ生活の中で、生きている人間には蚤はたかり、人が死ねば蚤もその身体から離れて隣の暖かい生きている人間の元へと移り住んで来るという話を聞いたことがあります。
蚤を殆ど見かけない現代ですが、人間の暖かさに近寄ってくるものはいるのかいないのか、そんなことも考えるのである。
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by masagorotabi | 2016-01-15 23:05 | 読書日記 | Comments(0)

加藤周一

「ひとりでいいんです(加藤周一の遺した言葉)」を読む

満州事変から戦争終結の15年戦争の流れを的確に表現されていて、その時の雰囲気も分かりやすく描かれています。
2.26事件の時も、学校が休校なのに、あえて町に出てその時の警官の様子が描かれていています。
一大事件にも関わらず、その時の警官は優しく諭すように家に帰りなさいと言ったそうです。

質問形式での解答で、日本の借金についても分かりやすく説明されています。
政府の借金は、「国民大衆に転嫁されるような気がします(本文より)」
その方法は2つ。ひとつは「大衆課税。間接税と呼ばれるもので、消費税がそうです。
(本文より)」
もう一つは、インフレーション。「国債を発行して借金が膨大になっていても、円であれば切り下げればいいわけでしょう。つまりは大蔵省(財務省)で沢山紙幣を印刷すればいいんですから。一万円札の原価、価値ではなくて、紙幣と印刷代は一枚いくらだと思いますか?あれは20円ぐらいなんですよ。それをじゃんじゃん印刷すれば、貨幣価値が下がってインフレになる。すると国民の購買力が低下して、じっさいはより貧乏になる。これは江戸時代からとられている方法です。(本文より)」

演劇に対しても日本は金を出さないと苦言を呈していますが、大学の文系も圧縮の気配があります。あくまで経済を優先するという姿勢ですが、寺田寅彦のような科学者は必要ないということなのだろうか・・・

それにしても本物の知識人の言葉は分かりやすい。
これからも加藤周一(呼び捨てという敬意)の本は繰り返して読むことになるであろう。
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by masagorotabi | 2016-01-14 19:49 | 読書日記 | Comments(0)

ドストエスフキー氏

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「地域社会共同体の崩壊という言葉はよく聞くが、都市を造ったということは地域社会の因習から逃れたいという気持ちはなかったのかとわしは考える。
 低能な人間ほど悪口陰口で共感して悪者を仕立て上げ、自らの優越した気持ちを高ぶりさせたい傾向にあるとわしは思う。

 『絆』という言葉ももてはやされているが、共同体は崩壊したのではないということを考えるべきだとわしは思うのである。」
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by masagorotabi | 2016-01-13 20:43 | 落描き | Comments(0)

ソクラテス

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満足は自然の与える富である。
 贅沢は人為的貧困である。


たまに名言も見るのである。
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by masagorotabi | 2016-01-12 19:25 | 落描き | Comments(0)

王の闇

「王の闇」(沢木耕太郎著)を読む

大場政夫、瀬古利彦、輪島功一、前溝隆男、ジョー・フレージャー、栄光をつかみ取った人たちの闇という部分が語られています。(前溝隆男はちょっと違うかな)

外から見ると羨ましいかぎりの成功者に見えますが、それをつかみ取るまでの努力や葛藤など人間臭い部分が我々と変わらない闇(悩み)を抱えていたのだなあと思います。

ユーチューブで彼等の動画を見つつ、現代はここまで闘志を持って闘うことはないのだろうなと思いました。
それがいいのか悪いのか、分かりませんが・・
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by masagorotabi | 2016-01-09 19:46 | 読書日記 | Comments(0)