終戦後

高見順の終戦後の日記を読む。
太平洋米軍司令部の発表になる「比島における日本兵の残虐行為」が新聞に出ている。一読まことに慄然たるものがある。
 ところで、残虐ということをいったら焼夷弾による都民住民の大量焼殺も残虐極まりないものである。原子爆弾の残虐はいうを俟たない。しかし、戦勝国の残虐は問題にされないので、戦敗国の残虐のみ指弾される。
』という箇所がある。

日本軍も一般兵士が残虐行為を行なってきたが(どこの軍隊もそんなに変わらない)、軍の上層部が一般市民に対して残虐行為をしてもよいという命令は出されていないはずだ。
米軍は、上層部の指令で一般市民の虐殺を行なった。(明らかな戦争犯罪であり、ヒットラーも同じ。)

勝てば官軍とは、よくいったものだ。
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# by masagorotabi | 2017-08-03 20:07 | 日記 | Comments(0)

天龍源一郎

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『引退の時に「腹いっぱいのプロレス人生でした」と語ったとおり、悔いなく相撲もプロレスもやってきました。現役当時はプロレスという仕事に誇りをもって、世間にもなめられないように突っ張っていた。50歳になるまでコンビニにもファミレスにも行ったことはなかったし、車も外車と決めていました。今はどこでも行きますし、街に出て「あ、天龍だ」と笑われても気にしなくなった。やれるだけのことをやってきたから、今は何もやりたいと思わないし、体をいたわって過ごしています。家族には、明日の朝俺が起きてこなくても、盛大ににぎやかに送り出してくれよと言っています。


 趣味がたくさんある人はうらやましいなとは思いますけど、体も悪いしこれから何か趣味を持つことはないでしょうね。これまで自分がやってきたことがそれだけ分厚いと思っているから、新しいことをやる必要がないのかもしれません。読んだ本、聴いた曲のタイトルはすぐ忘れるけど、自分がやってきた試合のことはしっかり覚えているし、よみがえってきますからね。今何もしないことが幸せなのは、その感覚があるからだと思います。

(構成/編集部・福井洋平)

※AERA 2017年7月31日号』

感動した一文です。
相変わらず似顔絵はだめですね。
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# by masagorotabi | 2017-08-02 22:48 | 落描き | Comments(0)

ぶどう

奇麗な房にはなりませんでしたが、少しだけ収穫できそうです。
鉢植えだから、こんなものかな。
食べてみましたが、酸っぱかったですね。
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# by masagorotabi | 2017-08-01 21:28 | ロハス | Comments(0)

土光敏夫

「清貧と復興 土光敏夫の100の言葉」(出町譲著)を読む

印象に残っている文章は、息子さんの「家では無口で、夕食後は就寝するまで書斎にこもり本を読んでいた」という言葉でした。

お金と名誉があれば、周りの人たちはちやほやしてくれるけど、そういったものが無くなった時は人は去っていく、そのことを人間はよく知っているから、そいったものに死ぬまで固執してしまう。

土光さんという人は、そうしたことに固執することなく、無欲で国を豊かにするために尽力されました。
いくつになっても勤勉は必要だ。
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# by masagorotabi | 2017-07-28 22:25 | 読書日記 | Comments(0)

黒澤明

「日本映画の巨人 黒澤明」を読む

黒澤明に関する本は数冊は読んでいるのである程度の知識はあるつもりですが、映画監督を熱望していたわけではないという話は初耳でした。
絵描きとして立身出世を考えていたそうですが、頭打ちと考え、たまたま映画監督の募集を見て応募したそうです。
運命というのは面白いものですね。

私自身は黒澤映画というのはそれほど見ている訳ではないですが、その理由としていい映画は映画館で見るべきだと思っているからです。
名画座で見ることが出来たら行ってみたいですね。

最近、勝新太郎の記事があって、「影武者」を降板になった理由として、黒澤明の嫉妬という話がありました。
黒澤明を差し置いて、他の役者が勝新太郎に挨拶に行ったことへの嫉妬ということで、勝新太郎がそのようにマネージャー(?)に語っていたそうです。

ちょっとこれは考えられないかなあ。

黒澤映画のファンですが、映画を通じて人間という生き物がよくわかるというのが好きな理由かな。
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# by masagorotabi | 2017-07-26 22:29 | 読書日記 | Comments(0)