クサイものには蓋をしろ

テレビはあまり見る方ではないですが、CMを見ていたらちょっと気になることがありました。
「クサイ」という言葉が頻繁に使われることに関してです。

視聴者に、強迫観念を植え付けて商品を売ろうという魂胆なのだろうけど、この言葉はいじめの時に使われることが多い。
「キモイ」という言葉と同様に、常套文句化している。

そういう言葉を電波に乗せて発するということに、違和感を感じたわけです。
クリエイターが、好んでこういた言葉を多用しているとは思わないけれど、もっと美しい言葉で商品の良さを伝えることはできないのだろうか。
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# by masagorotabi | 2010-07-15 20:14 | 雑想 | Comments(0)

永遠の未完成

NHKの「日曜美術館」という番組をたまたま見ていた時に、長谷川りん二郎のことが特集されていました。
探偵小説家であり画家であったのですが、お金や名誉のために絵を描くのではなく、あくまでも好きであるから絵を描きます。

その画風や書き方も独特であり、その対象をよく見て、時間をかけて描いていきます。
だから、何年もかかったり、完成しなかったりします。

解説者が言っていましたが、りん二郎の絵の中の対象物は、みな平等であり、それだから見る人の平衡感覚を養っているのかもしれません。

昨日の「日曜美術館」は、葛飾北斎の特集でした。
80歳になっても、ネコ一匹描けやしないと娘に嘆いたそうですか、食べることよりも絵を描くことが好きだった北斎もまた、画家としての執念を感じます。

ネコで思い出しますが、りん二郎の絵で一番有名なのは、ネコの絵です。
ですが、そのネコの絵には片方のヒゲがありません。
飼い猫が死んでしまったからです。

未完成なのか、それとも未完成だからこそ完成された絵なのか、それは静ひつの暮らしの中で、絵を見つめていたお二人にしか分からないことなのかもしれません。
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# by masagorotabi | 2010-07-13 20:46 | 雑想 | Comments(0)

「胸が痛む」という生き方

「こんなの、はじめて?」 (酒井順子著 講談社)を読む

『日本航空といえあ、「経営難」という言葉が思い浮かぶ今。・・・・・・
 飛行機の中ではキャビン・アテンダント(CA)さんが新聞や飲み物を配ってくれるわけですが、そんなサービスを受けた後に、私の後方に座っていた若い女の子二人連れが、
 「JALのスッチー見てるとさあ、つい『大丈夫ですか?』って言いたくなるよねえ」
 「なんか可哀想だよねえ、いつクビになるかわからないのに、こんな重労働で」
 などと話していたのです。』(本文より)

先日、映画「ホテル・ルワンダ」を見ました。
100万人が虐殺された事件でしたが、人間はいとも簡単に狂気になりえるのだなあと痛感します。

上記にあるような人たちは、簡単に洗脳され狂気な人間にされてしまうような気がしますが、日本人の8割がこのような人たちではないかと思っています。
あとの2割の人は、「胸が痛む」とは思っても可哀想だなとは思わないのではないかと感じます。

人生なんて簡単に逆転をしてしまうことが多いです。
病気や交通事故、コツコツと努力してきたものがやっと華を咲かせることができた、など。

だから、逆転したりされたりという生き方をしなくてもいいように思えます。
「胸が痛む」という生き方さえしていれば、僕らは逆転される恐怖から解放され、逆転するという優越感からも解放される。
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# by masagorotabi | 2010-07-07 19:09 | Comments(0)

平等感覚

新聞の書評を見ていたら、比叡山の開祖、最澄の言葉が載っていました。

有名な教えで「一隅を照らす、これすなわち国宝」というのがありますが、学説では違うらしく「千を照らす一隅」が国の宝だそうです。
ようするに、自分のやるできことをきっちりやることが、貴いことだという教えです。
マザー・テレサも、同じようなことを言っていたのを思い出しました。

某自動車会社の最高責任者の役員報酬が9億円という話がニュースにありました。
確かに優秀なのだろうけども、期間工数百人の代わりにはなれない。
こうしたことが不平等を感じる起因なのかもしれません。

経済学者のケインズは、20世紀末には1日の労働時間は5時間と予測しました。
見事に外れましたが、5時間といえば江戸庶民の労働時間は5時間程でした。
それでも優雅に時代をエンジョイしました。

僕らには僕らの生活がある、それは貴い時間の過ごし方なのであって、何ものにも代えることはできない時間でもあると僕は思います。
自分がどうキラキラした時間を過ごすことができるのか、それを邪魔する奴は許さない。
これが僕の平等感覚というものです。
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# by masagorotabi | 2010-06-25 20:22 | 雑想 | Comments(0)

トルフトイ氏

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「心卑しき者は、自分より下の人間を作りたがりますな。
 だから、虐めたがる。

 この人たちは大義名分として、虐める側にも責任があるといいます。
 大きな勘違いは、心卑しき人間よりも下の人間はいないということを認識していないことです」
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# by masagorotabi | 2010-06-22 18:53 | 落描き | Comments(0)