狼煙を見よ

「狼煙を見よ」(松下竜一著)を読む

1974年に東アジア反日武装戦線「狼」による企業連続無差別テロが起きました。
その首謀者のひとり拘置所にいる大道寺将司と著者は文通をすることになります。
こうして事件の真相が暴かれていきます。

天皇暗殺計画に失敗した「狼」は、企業にターゲットを絞ります。
これによって民間人も犠牲になってしまったのですが、ではなぜ「狼」は企業を狙ったのか?

「狼」の主張は、天皇に戦争責任があり、それによって暗殺を企てそれが失敗すると、侵略した上にアジア諸国の生き血を吸いブクブクと肥え太っていく企業を許すことができずにターゲットにしたということです。

犯人とその家族、こうした背景も描かれていますが、こうしたテロは誰も幸せにしないというのがわかります。
かといって権力者が正義かというとそうでもなく、権力者たちは虎視眈々と正義の剣で私欲にはしったりします。

著者は、そうした権力者に対してペンを持って抵抗した方です。


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# by masagorotabi | 2018-01-08 18:39 | Comments(0)

福永武彦

「草の花」(福永武彦著)を読む

著者の本は、「海市」「廃市」は読んでいますが、この小説は初めてです。
物語小説ではないので、物語の面白さより生と死、愛を読んでいる自分の内省と語りながら読み進めていきます。

サナトリウム(養生所)で、自らの死を望むかのように手術を受け死んでしまう。
その日記を託された人物が、彼の恋愛を成就するかのように読み進んでいきます。
そんな物語です。

福永武彦のご子息は、池澤夏樹氏だったのですね。
調べてみて初めて知りました。

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# by masagorotabi | 2018-01-05 19:55 | 読書日記 | Comments(0)

宇宙

「私たちはどこから来て、どこへ行くのか」(森達也著)を読む

いろんな科学者たちの対談からなっています。

面白かったのは、宇宙が生まれ人類が誕生する確率は、10のマイナス1230乗という試算があるそうです。
我々がいる世界というのは、そういった奇跡の上に成り立っているということですね。

逆に多世界解釈というのがあり、10の1230乗という世界も存在するという解釈です。(量子論では重要な仮説だそうです)

インフレーション前の宇宙は原子よりも小さかったとか、人工知能を作るとなるとすぐに発熱してしまって現実的には不可能とか、こうして人間でいるということがどれだけ尊いのかを実感します。

まだまだ分からないことが多いですが、わからないといえばダークマター(暗黒物質)の存在です。
これは目には見えない存在で、重力を通して存在を確認できるそうです。
未発見の素粒子ではといわれ、宇宙全体では普通の物質の5~6倍もの質量があり、我々の体も貫通しています。
近い将来、その存在がわかってくるといわれています。
(こちらは雑誌「ニュートン」を読んで)

目に見えないエネルギーというのも、現実社会にも存在しているんじゃないかと、そんなことを思えてしまいます。
たぶんそれは芸術というものなのではないだろうか..

我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』(ゴーギャン)

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# by masagorotabi | 2017-12-24 20:01 | 読書日記 | Comments(0)

幸福な王子

有名な童話ですが、貧しい人たちに宝石を届けるのではなく、安定した仕事を提供したほうがよかったと、そんな記事を読んだことがあります。

正月が近いせいか、お年玉のことを思い出します。
子供のころはお年玉にはワクワクしたものですが、振り返るとそれほどワクワクすることでもなかったなと感じます。

お金は必要だけど、情熱や一生懸命なことにはかなわない。

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# by masagorotabi | 2017-12-23 18:18 | 雑想 | Comments(0)

電源コード

コードだけ古いのがあったので、150円で差し入れるものだけ買ってきました。
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これで延長コードのできあがりです。
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# by masagorotabi | 2017-12-22 19:15 | 日記 | Comments(0)