幕末史

「幕末史」(半藤一利著)を読む

時系列に語られているので、幕末維新の出来事がよりわかる仕様になっています。

大政奉還は坂本龍馬が画策したと言われていますが、案は幕府の大久保、勝海舟だそうで、それを坂本龍馬→後藤象二郎→土佐藩主山内容堂といった経由で事に至ったそうです。
龍馬の船中八策にしても、当時ではそれほど珍しいものではなかったとか・・

それにしても幕末は難しいかじ取りの時代だったのだなあと実感します。
白人に賠償金として分捕られたり、金銀も搾取されたりと踏んだり蹴ったりの日本ではありました。
アヘン戦争を例に見るように、白人のやり方は姑息で、だからこそ多くの国を植民地化にできたのであろう。

個人的には、小栗上野介や勝海舟の幕府の政権がみたかったかな。

次は「昭和編」へ

[PR]
# by masagorotabi | 2018-08-14 20:51 | 読書日記 | Comments(0)

昔はよかった?

「昔はよかったというけれど(戦前のマナー・モラルから考える)」(大倉幸宏著)を読む

今に不満のある人は、よく昔は良かったと口癖のように語ってしまいがちですが、実際はどうなのだろう、そういった本です。

結論からいうと今よりも昔はモラルは低かったです。児童、高齢者虐待、公園、列車内のごみの散乱、工業製品の粗製乱造、横行した積み荷抜き取りなど、今の日本からすると信じられないくらいです。

日本が大きく変わったのは明治維新後といわれていますが、その前は規律正しい生活だったのかと言われるとそうでもない。凛々しさがあったのは内向きで、外向きに対してはモラルは欠如されていたという。

かといって今が素晴らしいかというとそうでもない。
虐め、パワハラ、自殺、こうしたことはなくならないし、数々の問題もあるのだろう。

しかし、法律が整備されてきたように差別は昔よりも少なくなってきている。
情報も手軽に手にすることもできるし、便利にもなってきて、昔よりもマナーも向上している。
こうしたことを踏まえて、いい時代だなと噛みしめながら生きていくことも大切なのだなと、そんなことを思いながら読了しました。


[PR]
# by masagorotabi | 2018-08-11 07:22 | 読書日記 | Comments(0)

オーパーツ

「オーパーツ大全(失われた文明の遺産)」を読む

オーパーツとは、「それらが発見された場所や時代とはまったくそぐわないと考えられる物品を指す。 英語の「out-of-place artifacts」を略して「OOPARTS」とした語で、つまり「場違いな工芸品」という意味である。」(wikipediaより)

ペニシリンは、1928年に発見されたのではなく、4000年前の古代エジプトですでに発見されていたとか、パピルスには医療のことが書かれていて、現代の医療にも匹敵することが書かれていたとか、包帯に使われる布は現代よりも薄く作られているなど、むしろ現代よりも優れていた面があります。(エジプト綿は謎が多いそうです)

レントゲン(魔法の鏡)も、秦の始皇帝が持ってはいたが、それは行方不明になってしまったという。

古代は、現代の物質文明とは違う、高度の文明が発達していたんじゃないかと言われる諸因ですね。
こういう不思議な話は、ひとを謙虚にさせてくれるので好きです。



[PR]
# by masagorotabi | 2018-08-08 20:09 | Comments(0)

真贋の森

「真贋の森」(松本清張著)を読む

絵描きに贋作を作らせ、それによって積年の恨みを晴らすという作品です。
まだ映像化されていない作品ですが、人間の嫉妬、欲望、そういった普遍的なことも上手く描かれています。


[PR]
# by masagorotabi | 2018-08-07 20:44 | Comments(0)

民を殺す国

「民を殺す国・日本(足尾鉱毒事件からフクシマへ)」(大庭健著)を読む

結局政府というのは、大きな利権がある場合は国側に付くし、都合の悪いことは隠蔽し、プロパガンダによって優位は方向へ物事を運ぶのだなあと歴史的にみてもそう感じます。


[PR]
# by masagorotabi | 2018-08-06 20:43 | 読書日記 | Comments(0)