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ケンカの流儀

少し前にボクシングの教本を読んでいたら、ジョージ・フォアマンとモハメド・アリの話が出ていました。

フォアマンは強打で知られていますが、TKOが多く、アリはKO勝ちが多いとありました。
いくら強打でも,相手に構えられたら、そんなに倒すことはできず、アリのように平均、もしくはそれ以下のパンチ力であっても相手をテンカウントに沈めることもできます。

その違いというのは、どこからくるともわからないパンチ、といったことが書かれてあったように思います。

カウンター、ノーモーションからのパンチ・・これらのパンチが相手に一番効くパンチとなると思いますが、攻撃は最大の防御という言葉は、ボクシングに限っては当てはまらないように思います。

相手より強くなりたいと思ったら、まず、それなりの努力というものが必要で、準備期間を経て初めて相手と闘える状態となります。

強くなればなるほど、自分のパンチがどれほど危険なのかを認識する能力も長けてきます。
リング場ならいざ知れず、路上でのケンカなど、まったく意味のないものと思うことでしょう。

ケンカの流儀があるとすれば、それは、どれだけ努力,鍛えられているかが問題だと思う。
でなければ、ケンカなどするべきではないだろう。
by masagorotabi | 2011-12-01 20:16 | 雑想 | Comments(0)
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