「ひろいもの」(山本甲士著)を読む
ひろいものをすることによって、人生が変わって行く人たちの短編集です。 何かのきっかけで、扉が開いていうということは、ままあるのかもしれません。 先日、黒澤明監督の動画を見たのですが、その時に「永遠の愛」とはないものですか?という質問に対して、つまらないなと思っても一生懸命にしていると面白くなるもんなんですと、応えていたのが印象的で、この本を読んでいたら、そのことを思い出しました。 自分の今までの経験で、このモノとは出会うことがないけれど、ひょんなことから「ひろいもの」をして、それがきっかけで人生が切り開けていく。 一生懸命に生きるというきっかけが、生まれたということなのだろう。 人との出会い、モノとの出会い、経験としてそういうものが大事だと誰もが心に秘めているけれど、それを否定するか肯定するかで、我々の生活も変わっていくのだろう。
by masagorotabi
| 2014-03-25 20:42
| 読書日記
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