「神秘」(白石一文著)を読む
余命1年と宣告され、じきに会社も後にして、昔ほんの少し電話で会話をしただけの人を探すことになります。 自分の直感だけを頼りに、色んな人との関わり、それが最後には一本の糸となります。 医者に診てもらうことを拒否し、だけども身体の調子はだんだんとよくなっていきます。 膵臓がんになってなくなったスティーブ・ジョブスのこともからめて、人が生きていく営みの不思議さを切々と語られていきます。 人はなぜガンになってしまうのか、病気を宣告された時にどんな風に振る舞えばいいのか、それは誰もが感じていることなのだろうけど、日頃はそんなことは考えてはいない。 でも、病気や死は日頃から考えていかないとけないのだとこの本を読んだ感想です。
by masagorotabi
| 2014-10-11 20:02
| 読書日記
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