「明治のお嬢様」(黒岩比佐子著)を読む
生まれながれにレールが敷かれ、自由というものがない明治のお嬢様です。 当時はまだ妾制度というものが残っていて、徳川慶喜も多くの妾に子供を生ませています。 生まれた子供は実子として育て、自分を生んだ親おも呼び捨てにしたそうです。 時代というものなのでしょうが、対外的に妾制度というのはまずいということで廃止になったそうです。 人間というものは、支配したがる性を持ち合わせているであろうから、支配階級に生まれたことはある意味、幸せなことなのかもしれない。 でも、庶民には庶民の幸せというものがあるわけですが・・ どんな時代も問題があり、もちろん今という時代も問題があり、その問題を今確認できるかというと難しい。 だから、謙虚に生きることしか出来ないのだろう。
by masagorotabi
| 2015-03-03 20:01
| 読書日記
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