「この世は落語」(中野翠著)を読む
「死神」という落語がありますが(人の命がローソクの長さに喩える話)、グリム童話を元にした話だそうですから、そんなに昔の話ではなかったのですね。 談志師匠は、落語は業の肯定と言っておられましたが、著者は、落語の良さは好ましい「庶民」の姿に会えるからと記しています。 本来は、映画と同様に劇場で観覧し共感しながら時を過ごした方がいいかなと思いますが、なかなかそういったことも出来ません。 この本の中で著者は、生活的教養という言葉を使っていますが、落語を通じてそういう教養を積み重ねたいと思います。
by masagorotabi
| 2015-07-08 20:23
| 読書日記
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