「世に棲む日日」を読み始めたのですが、松陰は何度も名前を変えたとされています。 親の意向があって、そうされたということもあるでしょうが、なんとも羨ましいとさえ思えます。 それほど松陰のことは知っているわけではなく、松下村塾は叔父にあたる師匠玉木文之進の後を継いで3年ほど教えたとか、幼少期は叔父に体罰ともいえるほどの教えを受けたこととか、そういったことは知る由もありませんでした。 頭脳明晰で天衣無縫、いつもニコニコしていて絶望というものを知らない松陰と本には記されています。(知っていれば5回も投獄などされていないでしょうが) 30歳という短い生涯でしたが、本人が語るように悔いのないものだったのでしょう。 肖像画も残されていますが、どうもあれは年老いた人にしか見えません。 けっこうあれで誤摩化されてしまっているのかもしれませんが、本来は子供精神を持ち合わせ、弟子に対してもそのように接したものと思われます。 名言をネットで拾ってみました。 「英雄はその目的が達成されないときには悪党や盗人とみなされるものだ。 世の中の人から馬鹿にされ、虐げられたときにこそ、真の英雄かどうかがわかる」
by masagorotabi
| 2015-08-28 20:06
| 落描き
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