「昭和発掘史」(松本清張著)の中に、「芥川龍之介の死」という文章があります。 神経衰弱や数々の病気にかかってて、女遊びも派手であったとあります。 ここまで辛辣に書いてしまうのは、いかにも松本清張らしいなと思いました。 一番心に残ったのは、龍之介と漱石との関係性と対比するかのように谷崎潤一郎と永井荷風との関係です。 谷崎潤一郎は永井荷風に憧れていて、追っかけのように自分の書いた文章を永井荷風に渡して、後日、荷風がその文章を褒めていたことに無邪気に喜ぶ姿です。 ちょっと意外でした。
by masagorotabi
| 2016-08-14 23:08
| 落描き
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